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Wエース「2人」で奮投−延岡

本紙掲載日:2021-07-15
9面
【2回戦・延岡─都城西】6回、1死満塁をしのぎ、ベンチに戻る石留(右)と夏田=14日、アイビースタジアム

第103回全国高校野球選手権宮崎大会サイド

◆右腕の夏田と左腕の石留

 延岡は右腕の夏田、左腕の石留が奮闘。「ずっと2人でやってきた」。それぞれが持ち味を出し切る継投で、力のある都城西打線を2点に抑えた。

 ダブルエースは対照的。夏田は岡富中時代、県選抜として全国大会の優勝投手に。石留は南中の一塁手で、マウンドには上がれなかった。

 石留は「夏田が来ると聞いて驚いたが、いざ仲間になると頼もしかった」。

 ただ、「あいつ一人には任せられない」。入学時から潜在能力を買われていた左腕。ある練習試合では何十点取られても一人で投げきるなど、課題だった制球力を磨いてきた。

 チームでは「練習もずっと2人でセット」(夏田)。試合もほとんど2人の継投で春は8強入り。シード権も手にした。

 最後の夏、先発の夏田は「真っすぐには強い相手。コースにキレのある球で打たせて取る」。器用に変化球も制球し、5回1失点と試合をつくった。六回は1死満塁となり、萱野監督は迷わず継投を決めた。

 石留は「自分の一番のボールで勝負するだけ」。キレのある速球で押して、三振と二飛。反撃の可能性を残した。

 石留は「あいつの存在に引っ張られ、監督がずっと使ってくれて、もっとやりたいという自主性が持てた」。中学時代の栄光もあり、周囲の目にも苦しんできた夏田は「投げられない時期もあったが、仲間が心の支えになってくれた」。

 試合後に最後のキャッチボールをした2人。夏田は「(終わるのが)早かったねっていうのと、あいつは頭がいいので、『勉強教えろよ』って言いました」と笑った。

◇「1球の重み」を−池田(主将。九回先頭で中前打)
「九回はチームのためにできること、やってきたことをやるだけだった。何の球か、どこに飛んだのか分からないほど無心だった。2人の投手が我慢してくれたので、打ち崩せなかったのが悔しい。後輩には『1球の重み』を覚えていてほしい」

◇粘り強いチームに−矢野(2年生の3番捕手。1安打)
「ずっと迷惑を掛けてきたのに、大事な場面で自分の弱さが出て、先輩に申し訳ない。学校生活や練習への姿勢、小さなことから見直し、終盤に粘り強いチームになっていきたい」

◇期待通りの投球−萱野監督
「投手2人は期待通りの投球をしてくれるなど、生徒はよく頑張った」

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