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国登録有形文化財へ

本紙掲載日:2021-07-23
3面
国登録有形文化財への登録について答申された旧宮崎農工銀行(県庁5号館)
吹き抜けの大空間が広がる建物の内部

旧宮崎農工銀行・県庁5号館を登録

◆1926年完成、文化審議会が答申

 国の文化審議会(佐藤信会長)はこのほど、昭和初期に建てられた宮崎市橘通東1丁目の旧宮崎農工銀行(県庁5号館)を、国登録有形文化財(建造物)に登録するよう萩生田光一文部科学大臣に答申した。官報告示を経て正式に登録される。

 県文化財課によると、旧宮崎農工銀行は1926(昭和元)年に同銀行の新社屋として完成。鉄筋コンクリート造り2階建て。日本勧業銀行宮崎支店、第一勧業銀行宮崎支店を経て、86年に県が土地と建物を取得し、県史編さん室や県観光協会などに活用。

 2002年には県文書センターとして利用が始まり、08年には宮崎市景観重要建造物第2号に指定。17年には県防災庁舎建設に伴い、現在の位置に移転する曳家(ひきや)と創建当時の状態に復元する工事が行われ、20年に移転と復元工事が完了した。

 建物の特徴は、端正な意匠の外観を持つ銀行建築で、腰部の花こう岩、中央部のれんが調タイル張り、最上部の帯状装飾の3層で構成され、ネオ・ルネサンス様式を有している。北側に正面玄関があり、繊細なデザインが施された鋳鉄製の支持材がポーチを支えるなどしている。

 内部には吹き抜けの大空間があり、2階部分は回廊が取り巻き、装飾された手すり子が規則的に配置される。2階を支える3本の大きな円柱は、イオニア式の柱頭。内外部とも創建当時の優れた意匠が保存されており、本県の資本経済の発展により生まれた歴史的建造物と評価される。

 県庁本館に続く登録となることに河野知事は「県内の文化財に対する関心が一段と高まり、文化財の保存や活用への機運が一層高まることを期待するとともに、これまで以上に県民に親しまれるよう工夫しながら、県民共有の貴重な財産を将来に継承していきたい」とコメントした。

 旧宮崎農工銀行が正式に登録されると、県内の国登録有形文化財(建造物)は107件となる。

 県北は−、大御神社本殿(日向市)▽同社弊殿・拝殿(同)▽英国館(日之影町)▽塚原ダム(美郷町)▽那須家住宅母屋(椎葉村)▽甲斐家住宅母屋(同)▽旧田原村役場(高千穂町)▽細島検潮所(日向市)▽細島灯台(同)−などが登録されている。

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