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ご当地WAON−利用額の一部を寄付

本紙掲載日:2021-07-23
2面
寄付金の目録を手にする日隈俊郎副知事(右)と、感謝状を手にするイオン九州の南谷和彦常務執行役員

イオン九州、県に214万円−県庁

 イオン九州は14日、同社が発行する宮崎のご当地WAONカード「神話と伝説のまち高千穂WAON」の利用金額の一部214万6014円を県に寄付した。贈呈式は県庁であり、南谷和彦取締役常務執行役員(営業・商品担当)が日隈俊郎副知事に目録を贈った。

 同社と県は2013年に包括提携協定を締結。ご当地WAONは、利用金額の0・1%が地域の活性化に活用できるカードで、「神話と伝説のまち高千穂WAON」による寄付金は県民の文化活動の促進や、高千穂町などの環境保全活動に役立てられる。

 贈呈式には同社から南谷常務執行役員のほか吉田稔宮崎事業部長、大石真司宮崎営業サポート部長、県から日隈副知事のほか松浦直康総合政策部長、大東収総合政策課長らが出席。目録贈呈の後、日隈副知事から南谷常務執行役員に知事感謝状を贈った。

 南谷常務執行役員は「寄付金は文化活動や社会貢献に使われ、消費者が社会貢献に参加できる一つの方法として高千穂WAONを利用してもらえるよう理解を広めたい」とあいさつ。日隈副知事は「これからも一緒に地域の課題解決や振興に取り組みたい」と謝辞を述べた。

 同社と県の包括連携協定締結から8年間の寄付額の累計は、今回を含め1699万6342円になるという。

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