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14日、朗読劇「この子たちの夏」

本紙掲載日:2021-08-09
7面
リハーサルを行う高校生(7日、延岡総合文化センター大ホール)

ヒロシマ、ナガサキの「母と子」伝えたい−延岡

 のべおか文化事業団(稲田和利理事長)は、14日午後1時から延岡市東浜砂町の延岡総合文化センター大ホールで、朗読劇「この子たちの夏1945・ヒロシマナガサキ」を上演する。夕刊デイリー新聞社後援。


◆地元高校生も出演

 朗読劇は、唯一の原子爆弾被爆国である日本人としての経験を、記録ではなく記憶にとどめたいと、遺稿や手記、詩歌などから、「母と子」をテーマにまとめた作品。1985年に初演以来、全47都道府県398市町村で806回の公演を実施した。

 劇は3部構成で、第1部でヒロシマ、第2部でナガサキ、第3部でその後を描く。出演は女優のかとうかず子さん、古村比呂さん、床嶋佳子さん、西山水木さん、根岸季衣さん、原日出子さんの6人。

 また、同劇は「若い人たちからの発信」にも力を入れており、公演地域の中高生も出演してきた。今回は延岡高校放送部から寺坂美帆子さん、千北彩瑚さん、山田奈於さん(全員が2年)、延岡星雲高校放送部から松田侑希さん(3年)、井本幸歩さん(2年)の5人が出演。当時の思いなどをつづった短歌を朗読する。

 本番を前に7日、高校生のリハーサルがあり、各自で練習してきたものを全員で通し、本番の動きを確認した。

 広島で原爆を経験した祖父に幼い頃から話を聞いていたという山田さんは、「祖父以外の人の話も聞いて、もっと身近に感じられれば」と参加したという。朗読を通して、当時幼かった祖父からは聞けないような「詳しく生々しい状況が伝わった」。

 寺坂さん、千北さんも「(朗読は)普通の高校生ではできない経験。この平和が当たり前とは思わず、痛みや苦しみを次世代に伝えていきたい」と意気込む。

 短歌には、現代では聞き慣れない言葉も多く登場する。松田さんと井本さんは国語の教員に意味を習い、苦しさを感じたという。「人から聞いたこと、残された詩からしか私たちは当時の状況が分からない。原爆を次世代に伝えていくためにも、情景が伝わるようにみんなに語り掛けることができれば」と話す。

 チケットは全席指定で一般3000円、高校生以下1000円、ペア割5000円。問い合わせ先はのべおか文化事業団事務局(電話延岡22・1855)。

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