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なつかしいふるさと県北の思い出(7)

本紙掲載日:2021-08-11
6面
芝居に出演した演者の皆さん。前列中央が黒木さん、前列左が城戸さん。1949年11月ごろという

城戸富義さん(延岡市)提供−戦後の娯楽

 延岡市伊達町在住の城戸富義さん(89)から、戦後間もない頃、演芸大会で芝居をした際の写真が届きました。城戸さんは東臼杵郡伊形村(現在の上伊形町)生まれで、当時18歳。城戸さん本人の文章で、当時の様子を紹介します。


 1947〜50(昭和22〜25)年ごろ、あまり娯楽のない時代、延岡市内の至る所で素人演芸大会が盛んに行われていました。

 特に伊形地区は盛んで、私たち上伊形町は芝居をすることになりました。

 その頃は若者がたくさんいて、兵隊から帰ってきた黒木悟さんが兵隊の時の演芸大会で覚えてきたことを教えてくれました。芝居の名前は「男伊達箱や団吉」。せりふや役柄はリーダーの黒木さんが決め、刀は岩切恵君が作りました。岩切君は後に、立派な大工の棟梁(とうりょう)になりました。

 衣装は自分たちで探し求め、毎日夕方になると、近所の物置小屋で練習したものです。写真は18歳で初めて芸をした時のものです。私は女方で、衣装は近所のお姉さんから借りました。せりふも全員のを覚えていましたが、70年を過ぎると忘れてしまいます。もう1人の女性は今も健在でかわいい女の子のようなおばあちゃんです。

 当時は、田舎芝居が大変人気がありました。主催は青年団、場所は、元伊形農協横の米倉庫前にあった広場で、そこにやぐらを組み、芝居はタ方4時ごろから始まりました。各地域の人たちが大人から子どもまで練習した芸を披露。大変楽しい時代でした。

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