延岡市の行財政改革大綱案
本紙掲載日：2021-08-27
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「おおむね妥当」推進委が答申
延岡市行財政改革推進委員会（吉玉典生会長）は１９日、同市から諮問があった第８次市行財政改革大綱案について、「おおむね妥当」とする調査・審議結果を読谷山洋司市長に答申した。
第８次行革大綱案は、�〃佝饑畍梱▲妊献織覯臭�歳入増――を基本方針とし、「市民が主役のまちづくり」など六つの重点取り組みを掲げた。改革項目は６３項目あり、うち半数以上の３２項目が新規となる。実施期間は２０２１〜２５年度の５カ年。
基本方針の�，任蓮∋�業の必要性や効果をゼロベースで検証するほか、事業の選択と集中、歳出削減などに取り組む。�△任蓮▲據璽僉璽譽慌修篩觚�の電子化などで効率化やコスト削減を推進。��では、ふるさと納税制度や国の財政支援策のフル活用などで財源確保に取り組む。
答申で吉玉会長は「新たな視点からの方向性が示されており、おおむね妥当」とした上で、「長期総合計画に掲げる都市像の実現に向け、広く市民に理解と協力を求め、計画的な施策の推進を」と述べた。
答申は「デジタル化の推進と併せて、『デジタル弱者』に対するきめ細かな支援にも取り組むこと」など１２項目の意見を付した。読谷山市長は「しっかり受け止め、対応させていただきたい」と述べた。
同委員会は７月８、１９日、８月５日の３回にわたって会議を開き、同大綱案の調査・審議を行ってきた。
市は９月２日から１０月１日まで、同大綱案について市民からの意見を募り、１０月中旬までにとりまとめる予定。