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加草生産森林組合に寄付

本紙掲載日:2021-09-16
8面
津島組合長に寄付金の目録を贈る中島社長(右)

門川クリーン−宮銀私募債を活用

 廃棄物処理業の門川クリーン(門川町加草、中島聖智社長)は15日、宮崎銀行(杉田浩二頭取)の「みやぎんCSR型私募債」(愛称・With)を活用し、地元の加草生産森林組合に16万円を寄付した。

 同社は1975年12月に設立。今回の寄付は、中島社長が「お世話になっている地元の皆さんへ貢献したい」と、同私募債のサービスを活用した。

 贈呈式は門川クリーンの事務所であり、同社の中島社長、加草生産森林組合の津島浩組合長、宮崎銀行門川支店の石井達也支店長らが出席。中島社長が津島組合長に目録を手渡した。

 中島社長は「地域のために有効に使っていただければ」とあいさつ。津島組合長は「森林の維持、管理などに大切に使わせていただきたい」と謝辞を述べた。

 私募債は、一定の財務水準を満たした優良な企業が、直接金融による資金調達を目的に発行する社債。発行企業にとっては、無担保・無保証で長期固定金利による安定した資金調達が可能などのメリットがある。

 Withは私募債発行に際し、同行が発行企業から受け取る引受手数料を優遇。その優遇分を原資にして、発行企業から希望する団体などに金銭や物品を寄付するサービスが付いており、地域貢献につながるメリットもある。

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