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五ケ瀬町新庁舎、28日開庁

本紙掲載日:2021-09-27
8面

町産材使用−周辺景観と調和した新拠点

◆浸水・地震教訓に防災機能強化

 五ケ瀬町役場の新庁舎が28日、開庁する。新庁舎は町産材などを多く使用し、周囲の景観と調和した造り。防災機能の強化が大きな特徴となっている。くしくも今年は町制施行65周年の節目に当たり、住民サービスのさらなる向上と地域の安心安全を守る拠点として新たな歴史を刻む。

 新庁舎は、現庁舎北側の隣接地に整備された。鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)の地上3階建てで、延べ床面積は現庁舎より1・4倍ほど広い約3310平方メートル。庁舎本体の工事費は約15億3600万円。

 行政機能の集約化、バリアフリー化、耐震化、災害対応の拠点化などを目指し、▽町民に開かれた誰もが使いやすい庁舎▽町民サービス・事務効率の向上を目指した機能的な庁舎▽議会活動を推進する場▽町民を支える拠点としての庁舎▽簡素で効率的・経済的な庁舎――をコンセプトに整備された。

 防災面では過去の浸水被害や2016年の熊本地震を教訓に、現庁舎より3メートルほど高い場所に建設。震度6強の地震にも耐える構造で、72時間電源を供給できる自家発電機や、屋上の太陽光パネルで発電した電力を蓄電する設備などを完備する。

 また、2階には災害時の対応拠点となる災害対策室を配し、3階の議場は椅子や机が可動式で、避難所などとしても使用できるという。

 内装や外観には町産のスギやヒノキなど75立方メートルを使用。随所で木のぬくもりを感じられる。庁舎を取り囲むようにして設置された「木製ルーバー」は日射量の調整などの役割を果たし、経年劣化した際は町産材で更新、地域資源の循環システムに貢献するという。また、外気を取り込み空気の流れを生み出す効率的な換気、自然通風や自然採光を促す構造にもなっている。

 さらに、庁舎内はユニバーサルデザインを取り入れ、現庁舎にはなかったエレベーター、バリアフリートイレなどを設置。1階には吹き抜けの町民スペース、授乳室なども設け、町民が気軽に利用でき、親しめる空間を整備した。

 原田俊平町長は「外観、庁舎内とも明るく、モダンな庁舎が完成した。町民の皆さんが積極的に利用できるよう、職員の意識改革を促しながら住民サービスのさらなる向上に努めていきたいと話している。

28日は午前8時20分から現地で開庁式があり、同30分から業務を開始する。

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