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家族らへ即連絡

本紙掲載日:2021-10-01
3面
延岡市が希望する対象者に初回無料で提供している「認知症見守りシール」と、「どこシル伝言板」の画面

認知症見守りシールをどうぞ

◆QRコードで発見メール−延岡市が活用呼び掛け−−

 延岡市は、道に迷うなどした認知症高齢者らの早期保護につなげようと、発見情報を家族らに自動で知らせることができる「認知症見守りシール」の活用を呼び掛けている。認知症高齢者の衣服や靴、つえなど、普段、身に着ける物に貼って使用でき、希望する対象者には50枚セットを初回無料で提供する。

 見守りシールには利用者ごとに異なるQRコード(2次元バーコード)が入っており、スマートフォンなどで読み取ると、あらかじめ登録した家族やケアマネジャーら支援者へすぐに発見情報の電子メールが送られ、インターネット上の掲示板(どこシル伝言板)につながる仕組みになっている。

 掲示板には発見された認知症高齢者を引き留めやすいよう、本人の生まれ年や性別、身体的特徴、普段呼ばれている愛称(〃お父さん〃や〃先生〃など)、応対時の注意点(耳が遠い、本人が嫌がること、既往症の緊急処置など)といった情報を事前入力できる。また、チャット機能(文字会話)で家族らとのやり取りもできるようになっている。

 初回提供分のうち、40枚はアイロン接着で繰り返し洗濯しても剥がれない着衣用の耐洗シール、10枚は暗い場所で光る持ち物用の蓄光シール。いずれも一定期間使用できるが、追加したい場合は同じ50枚セットが3900円(税別)で、個別購入もできる。

 市は認知症高齢者・障害者等保護情報共有サービスを提供する民間会社との間で、社会福祉協議会を交えた実証を経て、2017年度から見守りシール事業を開始。これまでに60人が利用登録しているという。

 利用登録は市が加入している認知症保険(個人賠償責任保険)の適用を受ける条件にもなっており、市健康長寿のまちづくり課は年間50人程度ずつの新規登録を見込んでいる。

 同課によると、これまで実際にQRコードを使った発見事例はないが、見守りシールを衣服に張っていたことで市役所が連絡を受けて認知症高齢者を保護できたケースがあるという。

 地域の高齢化や高齢世帯の増加で認知症を伴った徘徊(はいかい)や行方不明の事案は年々増加傾向にある。いなくなって時間が経過するほど保護は困難となり、夜間は事故につながりやすいため、同課は「一人でも多くの方に見守りシールを知っていただき、活用してもらえたら」と呼び掛けている。

 認知症見守りシールの登録申請や問い合わせは延岡市健康長寿のまちづくり課(電話延岡22・7072)。

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