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本紙掲載日:2021-10-07
3面

宮崎ソーシャルフェス実行委、初のイベント

◆マイノリティーの視点で発信

 障害者や子ども、女性や性的少数者といった社会的マイノリティーのエンパワーメント(=力をつけること)を目指した女性が集い、6月に結成された「宮崎ソーシャルフェス実行委員会」(原田伊久美代表)はこのほど、初のイベント「ミヤザキソーシャルドリンクス」をオンラインで開いた。

 ゲストに発達障害や性に関することなどマイノリティーの視点からSNSで発信を続ける原田代表(42)と、「NPO法人自立生活支援延岡ほほえみの会」理事長の塩月雅代副代表(34)を迎え、進行役は、実行委員会立ち上げのきっかけになった「W35nobeoka女性起業家会議」(3月、延岡市で開催)を企画した一人、山中はるな副代表(43)が務めた。

 イベントは「ドリンクを手元に気軽に話そう」の思いを込めて名付けたイベント名にちなみ、画面越しに乾杯をしてスタート。原田さんは「宮崎ソーシャルフェス」について説明。「専門分野で活動する人同士がつながることで、問題を抱えた人に出会った時、それぞれが持つ多彩な引き出しを貸し合うことができるし、引き出しが増えることで豊かなサポートが実現する。その人に合う支援ができるのではないか」と、つながり合うことの意義を強調した。

 3人の自己紹介や活動紹介に続き、山中さんが2人の思いなどを聞き出しながら進行。

 原田さんは自身が活動を始めたきっかけについて「楽しく生きてきて、不妊で初めて大きな挫折を味わった。その時に『あれっ、なんで私って子ども欲しいんだろう』って考えた。世の中の型にはまろうとしていることに、子どもができない時に初めて冷静になって気付いた。そしたら見えていなかった女性差別がいっぱい見えてきた」。

 塩月さんは子どもの頃、生活保護を受給していたり、一人親家庭だったりする友人が多くいる中で、大人が偏った見方をしていることにモヤモヤを抱いていたこと、大人になって今のような活動をすんなりと受け入れられたことを紹介。「相手を思いやる気持ちさえあれば、どんな職種であっても関わっていいのかなと思った。やりたいと思ったからやった」と、接客業という全く違った仕事から、この仕事を始めた理由を語った。

 「今困っていること」をそれぞれが挙げる時間もあり、参加者から早速支援の声が上がっていた。参加者同士の交流会もあり、それぞれの立場から意見や思いについて熱く語る姿が見られた。

 同実行委員会は12月に対面イベントの開催を目指しており、今後も毎月1回程度、オンラインイベントを開きたい考え。
9日に2回目を開催

 2回目となる「ミヤザキソーシャルドリンクス」が9日午後7時30分から、オンラインで開かれる。無料。参加者を募集している。

 今回は「こども食堂ってなに?」がテーマ。2016年に延岡市で初となる子ども食堂「こども食堂のべおか今山」(山下町)を立ち上げた峰田知恵子さんをゲストに迎え、どのようにつくり上げていったのかの経験談や、始め方などについて聞く。課題について参加者同士でアイデアを出し合うワークショップも行う。

 第2部では「スナックはるな」と題し、山中さんが〃一日ママ〃となり、交流を楽しむ。

 当日はZoomを利用するため、事前申し込みが必要。詳細、申し込みは二次元コードから。

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