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9日に天下一薪能、延岡総合文化センター

本紙掲載日:2021-10-07
6面

「橋弁慶」「葵上」「仏師」

◆延岡市の子ども5人も出演

 秋の夜に幽玄の世界へといざなう「第24回のべおか天下一薪能(てんがいちたきぎのう)」が9日午後5時30分から、延岡市東浜砂町の延岡総合文化センター大ホールで行われる。NPO法人のべおか天下一市民交流機構(松下宏理事長)など主催。国文祭・芸文祭みやざき2020分野別フェスティバルの一つ。演目は、同薪能では初公演となる能「橋弁慶(はしべんけい)」、2005年以来2度目の公演となる能「葵上(あおいのうえ)」、狂言「仏師(ぶっし)」。出演は観世流能楽師シテ方の片山九郎右衛門さん、大蔵流狂言師の茂山千五郎さんら。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となったため、今年2年ぶりに行われる。感染防止の観点などから、やむなく会場を例年の延岡城址(し)二の丸広場から同センターに変更。同機構は「再開できることの喜びと感謝を込めつつ、安心して楽しんでいただくため感染対策を最優先に取り組む」としている。

 公演には例年、同機構が02年から取り組む「こども能プログラム」の子どもたちが出演。今年は同市在住の5人(小学3年〜高校2年)が出演する。

 能「橋弁慶」では牛若丸(子方)役を下沖花萌(はるも)さん(17)=延岡星雲高2年=、武蔵坊弁慶の従者(トモ)役を川将宏さん(12)=延岡東小6年=が務める。

 また、友清茉耶さん(9)=延岡小3年=が仕舞「老松(おいまつ)」、鮎川愛美さん(17)=延岡星雲高2年=が仕舞「嵐山(あらしやま)」、下沖美乃莉さん(15)=西階中3年=が仕舞「羽衣(はごろも)」を披露する。
「橋弁慶」は、よく知られる牛若丸と弁慶の五条大橋での出会いを描いた曲で、後半の激しい戦いの場面が最大の見せ場。

 「葵上」は源氏物語の「葵」の巻を元にした曲で、光源氏の正妻・葵上に嫉妬し、鬼にならざるを得なかった六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)の深い悲しみが描かれる。今回は「梓之出(あずさので)」「空之祈(くうのいのり)」の小書き(特殊演出)で公演される。

 「仏師」は、詐欺師が田舎者の男をだまし、仏師を名乗って仏像作りを引き受ける。自分が仏像に成り済まし、男に言われて形を直すうち正体がばれてしまうという話。

 能には例年、同市に残る内藤家旧蔵の能面が使用される。今回は能「葵上」に登場する六条御息所の怨霊(シテ)役に「泥眼(でいがん)」などが使用される予定という。なお、能「橋弁慶」は面を着けない直面(ひためん)で行われる。

 チケットは指定S席8000円、自由A席5000円。ファクス、メールのみで受け付けている。指定SS席1万円は完売した。詳しくは同交流機構(電話延岡33・0248)へ。

 また、新型コロナウイルス感染防止のため、座席を従来の半数となる650席に限定し、入場の際は検温、手指消毒、マスク着用、名簿作成などの対策を徹底する。

◇翌10日は「能舞台と石垣コンサート」

 関連イベントとして、延岡総合文化センター大ホールで10日午後1時から、同じ能舞台を活用した「能舞台と石垣コンサート」が開かれる。入場無料。

 地元団体による音楽や舞踊のほか、大阪府を中心に活動するフルートアンサンブル「Si―shen(シシン)」と大分県竹田市のリコーダーアンサンブル「奏(かなで)」が特別出演する。

 出演する地元団体は次の通り。

ゆりかごWEC学院、ゆりかご児童クラブ、延岡日本舞踊協会、花柳禮桃華社中、宮崎吟詠会延岡、那須ひでひこ音楽スタジオ、のべおか児童合唱団、いもんず倶楽部、こども三味線寺子屋、ひいらぎ会、津軽三味線森山流


◆能「橋弁慶」

比叡の荒法師、武蔵坊弁慶は京都五条の天神参詣が満願となる日、従者から最近、五条大橋に神業のような身の軽さで通行人を襲う不思議な少年がいるので、参詣を控えるようにと進言される。
ところが、逆に退治してやろうと参詣を決意する。その少年こそが、後に義経となる牛若丸。鞍馬の天狗(てんぐ)の庇護(ひご)のもと武術を磨き上げ、五条大橋に現れては父義朝の恨みを晴らすため、平家の侍を襲っていた。
牛若は女に変装し一瞬油断していた弁慶に、擦れ違いざまになぎなたを蹴り上げる。激しく戦う2人だったが、機敏で軽やかな牛若の動きに弁慶は付いていけず立ち尽くす。少年は身分を明かし、それを知った弁慶は主従の契りを結ぶ。


◆能「葵上」

光源氏の正妻となった左大臣の娘、葵上は最近、もののけに悩まされていた。もののけの正体を知るべく院の臣下が照日の巫女(みこ)に口寄せさせていると、一人の女性が現れる。
女はかつて車争いで葵上に辱めを受けた、光源氏と深い仲だった六条御息所の怨霊だと明かし、自らの抱えるつらい思いを吐露し始める。そうするうち次第に感情が高ぶっていった女は、葵上を責め恨み冥府へ連れ去ろうと言いだす。
臣下は急いで横川の小聖を招き、祈祷(きとう)を始める。すると、そこへ鬼女となった御息所の怨霊が現れ、なおも葵上を害しようとする。しかし鬼女は小聖の法力の前に力尽き、成仏していく。


◆狂言「仏師」

田舎暮らしの男が自宅に御堂(みどう)を立て、本尊にする仏像を求めて都にやって来る。仏師がどこにいるか、どういう人かも分からないまま大声を出しながら仏師を探して町中を歩き回る。
すると、そこへ一人の男が近づき、自分が仏師であると言う。田舎の男は大喜びし、早速仏像を注文すると、その男はあすまでに作り上げると言う。
翌日、その男を訪ねると、確かに完成した仏像が安置されている。素晴らしい出来栄えに田舎の男は感激し、ついつい仏像に手を触れると、仏像は人肌のように温かい。何か怪しい。印相も悪いので直してほしいと仏師を呼ぶのだが…。

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