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阿蘇山噴火「長期化しないで」

本紙掲載日:2021-10-21
1面
高千穂町中心部でも車のワイパーの上に阿蘇山の灰が積もった(21日、高千穂町三田井)

西臼杵の農家降灰被害を心配

 熊本県の阿蘇山の中岳第1火口が20日午前11時43分ごろ噴火。噴煙が絶えず上がる様子が確認できる県境に近い五ケ瀬町桑野内地区の住民からは「噴火が長期化しなければいい」と心配する声が聞かれた。

 阿蘇五岳を一望できる五ケ瀬ワイナリー前の丘からは噴火後も断続的に煙が上がるのが見えた。噴火時、同ワイナリー建物の中にいた総務課の甲斐理紗さん(34)によると、噴火の音は聞こえなかったという。

 全国で新型コロナウイルス感染症対策のための行動自粛要請が緩和され、少しずつ観光客が戻りつつある中での噴火発生。ワイン原料のぶどうの収穫はほとんど終わっているため、ワインへの影響はないが「噴火が長引けば観光への影響もあるかもしれない」と話した。

 同地区でしいたけ3〜5万個を栽培する農業の佐藤成志さん(67)はテレビの速報で噴火を知り、すぐに阿蘇山の様子を見て農作物を確認。被害が出る状況ではないと分かり、「とりあえず一安心」と胸をなでおろした。

 佐藤さんは6、7年前、阿蘇山噴火による降灰でしいたけに被害を受けた。しいたけに火山灰が付着すれば洗っても落ちず「商品価値ゼロ」になるという。

 今週から気温が下がり、今からがしいたけが大きくなっていく時期。火山灰対策として農業用マルチシートをほだ場にかけたいが、雨でほだ木に水分を与える必要があり、今後は毎日、阿蘇山方面の風向きをこまめに確認しながら降灰に対応するなど緊張の日が続きそうという。

 例年、秋から冬にかけては阿蘇山方面から本県の方へと北西の風が吹いてくる。佐藤さんは「噴火がどれぐらい続くかが心配」と早期の沈静化を願っていた。

◆高千穂署、広域消防とも被害確認なし−農作物も

 高千穂警察署、西臼杵広域消防本部によると21日午前9時現在、西臼杵郡内で阿蘇山噴火による人的、物的被害はないという。

 また、熊本県と接する五ケ瀬町と高千穂町では町内の一部で降灰が確認された。五ケ瀬町農林課と高千穂町農林振興課によると21日午前9時時点で農作物の被害は確認されていない。両課は引き続き、阿蘇山の状況を注視しながら情報収集を続けている。

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