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ブッポウソウ−巣箱2カ所で子育て

本紙掲載日:2021-10-23
1面
巣箱を利用するブッポウソウ
巣箱から取り出した巣を確認する舩倉さん

計7羽が巣立ったか−延岡市北方町

 絶滅の恐れがある渡り鳥ブッポウソウの保護活動を続ける延岡市北方町川水流の舩倉実義さん(68)らが17日、町内の巣箱を調査し、昨年より1カ所多い2カ所で営巣を確認した。巣材の重さから計7羽が巣立ったと推察されている。

 ブッポウソウは他の野鳥のように枯れ葉や樹皮などの巣材を使わず、ふんを外へ運び出さない習性がある。このため、巣立ったひなの数は保護先進地の例から巣の重さ100グラムで1羽と推定されている。

 2019年から3年連続で利用されている川水流橋近くの巣箱は巣材の重さが427グラム、今年初めて営巣が確認された上崎は336グラムあった。残り13カ所の巣箱にはシジュウカラやスズメなどが利用した痕跡があった。

 ブッポウソウは全長約30センチ。青緑色で赤いくちばしをした美しい姿から「森の宝石」と呼ばれる。夏鳥として東南アジアから日本に渡り、樹洞や橋脚の隙間などにも営巣する。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧毅体爐忙慊蠅気譴討い襦

 北方町には毎年4月下旬から5月上旬に渡来して繁殖する。舩倉さんは「営巣地が1カ所増えてうれしい。最近は樹洞のある大木が減っており、ブッポウソウも〃住宅難〃だろう。来年も巣箱を利用してほしい」と話していた。

 舩倉さんが代表を務める「北方のブッポウソウを守る会」は保護活動の協力者を募っている。活動は年2回。巣箱入り口のふたを外したり、清掃が主な作業となる。

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