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正しい横断、自転車の乗り方をおさらい

本紙掲載日:2021-10-23
3面
正しい道路の横断方法をおさらいする児童ら(恒富小学校)

恒富小で交通安全教室

 延岡市の恒富小学校(鈴木泰昌校長、181人)は20日、全校児童を対象にした交通安全教室を開き、安全な道路横断や自転車の乗り方などをおさらいした。

 同市愛宕町の旭興自動車学校(佐藤哲也校長)が出張指導。運動場に模擬の交差点を特設し、児童は2学年ずつに分かれて、それぞれの年代に沿った内容に取り組んだ。

 1、2年生は歩行者用信号機の意味について説明を受けた後、2人一組になって正しい横断歩道の渡り方を実習。3年生以上は自転車の点検方法や正しい通行方法、車の死角なども体験して学んだ。

 このうち、歩行者用信号機について自動車学校の指導員は、青信号は「安全だったら渡ってもいい」、点滅時は「待つ」よう説明。信号待ちの場合も、道路際は右左折車に巻き込まれる危険があるため、1歩下がって立つようアドバイスした。

 同校の校区は一日を通して交通量が多く、登下校で歩道橋や歩車分離式信号機付きの交差点を利用する子どもも多いため、年2回の交通安全教室を継続。1年生の太田尾律樹さんは「右左を見て道路を渡っています。ちゃんと歩道橋も使うようにします」と話し、安全確認を復習していた。

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