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牧水賞に「ひかりの針がうたふ」

本紙掲載日:2021-10-28
1面
第26回若山牧水賞の受賞者を発表する伊藤さん(左)ら

黒瀬珂瀾氏(富山)の第4歌集

◆来年2月14日授賞式

 第26回若山牧水賞に、富山県在住の歌人、黒瀬珂瀾(からん)氏(44)の第4歌集「ひかりの針がうたふ」が選ばれた。同賞運営委員会(委員長・河野知事)が27日、宮崎市で記者発表した。選考委員の伊藤一彦氏は「これからの歌壇を担っていく人で、大変優れた歌集」と評した。

 日向市東郷町出身の国民的歌人を顕彰するため、県と日向・延岡市などが主催。短歌文学の分野で傑出した功績を挙げた人に賞を贈ることで、文化意識の高揚、本県のイメージアップを図るのが目的。毎年1人に贈っている。

 選考は、昨年10月から今年9月までに刊行された歌集、若山牧水論の著者が対象。全国の有力歌人のアンケートを参考に、選考委員の総意で運営委員会が決定する。

 黒瀬さんは大阪府生まれ、大阪大大学院文学研究科修士課程修了。第11回ながらみ書房出版賞、第14回前川佐美雄賞などの受賞歴がある。

 受賞歌集(書肆侃侃房=今年2月発行)は、福岡県に居住した2012、13年に制作。幼い娘との日々や、環境保全業務で体験した東日本大震災のがれき調査などの体験を歌にしている。

 黒瀬さんは「受賞の報に感激している。九州の空と海の光を見つめ、幼い娘の命を実感しつつ、父とは親とは何かを問い続ける日々が歌となった。旅と命、この点で牧水とつながったのかと、ふと思った。選考委員、九州でお世話になった皆さま、そして、妻と娘に感謝します」とのコメントを出した。

 選考委員の栗木京子さんは「黒瀬さんは、おしゃれでかっこいい王子さまキャラから、男として父として成長。歌人としてのしっかりとした描写力を生かした作品」と評した。

 第26回若山牧水賞授賞式と、記念講演は来年2月14日、宮崎市の宮崎観光ホテルで。黒瀬さんは翌15日午前、延岡市内の高校を訪問。午後に日向市中央公民館で記念講演会を開く予定になっている。

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