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富高小グラウンド整備に寄付

本紙掲載日:2021-11-15
8面
梶原建設クレーンの寄付金贈呈式(左から)国部支店長、梶原会長、梶原社長、四角目校長(富高小学校)

梶原建設クレーン−宮銀私募債を活用

 建設用重機リース業の梶原建設クレーン(日向市富高、梶原洋一社長)は2日、宮崎銀行(杉田浩二頭取)の「みやぎんCSR型私募債」(愛称・With)を活用し、地元の富高小学校(四角目浩行校長)に寄付金を贈った。

 同社は1983年11月2日に設立。今回の寄付は、梶原社長が「母校でもあり、共に成長していく力になりたい」と、同校グラウンド整備費用の一部として同私募債のサービスを活用した。

 贈呈式は同校であり、梶原万次会長、宮崎銀行日向支店長らが同席。梶原社長が四角目校長に目録を手渡した。

 梶原社長は「歴史と伝統のある富高小のグラウンドで元気に学んでほしい」とあいさつ。四角目校長は「水はけが大変良くなった。素晴らしい環境にしていただきありがたい」と謝辞を述べた。

 私募債は、一定の財務水準を満たした優良な企業が、直接金融による資金調達を目的に発行する社債。発行企業にとっては、無担保・無保証で長期固定金利による安定した資金調達が可能などのメリットがある。

 Withは私募債発行に際し、同行が発行企業から受け取る引受手数料を優遇。その優遇分を原資にして、発行企業から希望する団体などに金銭や物品を寄付するサービスが付いており、地域貢献につながるメリットもある。

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