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地震・津波だ!高い場所へ−熊野江小・南浦中・熊野江町区

本紙掲載日:2021-11-16
2面
津波避難訓練で校舎屋上を目指す児童生徒と住民ら(延岡市熊野江小学校)

有事に備え避難訓練−学校と地域、行動確認

 延岡市の熊野江小学校(田中芳郎校長、8人)と、隣接する南浦中学校(柳田英人校長、13人)、熊野江町区(堀田吉区長)は2日、合同の津波避難訓練を実施した。

 授業中にマグニチュード8・0、震度6強の地震が発生したという想定で、両校の児童生徒全員と教職員が小学校運動場に集合。津波警報も発令されたとして、近隣の住民約20人も手を取り合いながら集まった。

 その後、3階建ての小学校校舎に外付けされた階段で屋上への避難を訓練。教頭を先頭に低学年の小学生から早歩きで上がり、中学生は高齢の住民に寄り添い声掛けしながら屋上を目指した。

 熊野江小は海岸から約350メートルしか離れておらず、ひとたび南海トラフ巨大地震が起きれば、最悪の想定で震度7の激震後に津波が押し寄せ、地上9メートルまで浸水。高台も乏しいため、市が2016年度に避難階段を設置した。屋上は高さ12・3メートルで、最大760人が避難できるとされる。

 合同避難訓練は校舎屋上が緊急避難場所であることを知ってもらうことや、防災意識の向上を目的に毎年継続。一方、両校とも津波到達予想時間に余裕があれば、車を使い約1キロ離れた市斎場いのちの杜(もり)へ子どもたちを運ぶこととしている。

 市消防団長を務めた堀田区長は住民らへ、今年から台風災害などの指定避難場所が小学校の体育館から校舎内に変更されたことを改めて説明。「避難情報が出たら明るいうちに、隣近所で声を掛け合って避難してほしい」と呼び掛けた。

 訓練終了後には市危機管理課から参加者に、災害備蓄用の缶入りパンを配布。熊野江小6年の園田寛之さんは「いつ災害が来ても対処できるよう、普段から非常用バッグを用意して逃げる場所を決めておきたい」。南浦中2年の小野湊聖さんは「災害はいつ、どこで起きるか分からないので、すぐ逃げられるよう、よく行く所の避難経路を頭に入れておきたい」と気構えを新たにしていた。

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