えんりょうスタジアム、オープン記念イベント

大勢の家族連れでにぎわう−延岡

　延岡市松山町で延陵自動車学校を運営する延陵学園（松原明彦社長）が、同校東側の敷地に整備した「えんりょうスタジアム」のオープン記念イベントが１１月２８日にあり、大勢の家族連れなどでにぎわった。

　好天に恵まれ、開場と同時に次々と来場者が訪れた。メインのスタジアムでは、子どもたちがサッカーボールを追い掛けながら歓声を上げた。社会人サッカーチームＦＣ延岡ＡＧＡＴＡの選手たちもコーチ役として参加。子どもたちと一緒になって体を動かしながら、ディフェンスやシュートのタイミングなどを指導した。

　校舎東側では、アニソン・ボカロ系ボーカルライブがあり、アマチュアボーカリストたちが得意の曲目を披露。堂々とした歌声と振り付けで会場を盛り上げた。

　校内では飲食店や菓子店、ハンドメードの店が並んだほか、フリーマーケット、犬猫の譲渡会も。また、教習コースで行われた米国製大型バイク「ハーレーダビッドソン」の試乗会にはファンが訪れ、コース内を走り抜けたり、普通免許で運転できるトライク（三輪車）などを見学したりしていた。

　えんりょうスタジアムは、国道２１８号沿いに完成。幅１８メートル、奥行き２９メートルで、毛足の長い人工芝はフットサルなどに最適なほか、幼稚園や各種施設の運動会にも利用できるという。

　今月１日から利用が始まっており、「子どもたちが元気に駆け回り、来てくれた皆さんの反応も良かった。仕事が終わってから体を動かしたい若い人たちにも、少しずつスタジアムの存在が広がっていくことを願っていたい」と松原社長。利用時間や料金は同校のホームページから確認できる。