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陶令会9プラス1人展

本紙掲載日:2021-12-06
7面
10日まで開催している陶令会「9プラス1人展」

10日まで、延岡・虎彦サロン

◆食器、花器、トラの置物も

 延岡市の恒富コミュニティセンターで陶芸を学ぶ陶令会(吉田恒男会長、9人)の作品展「9プラス1人展」が同市幸町の虎彦サロンで開かれている。10日まで。開場は午前8時〜午後7時(最終日のみ同5時まで)。観覧無料。

 会員と、指導している陶芸家の谷裕子さん(69)が製作した皿、茶わん、コーヒーカップ、花瓶などの食器や花器を中心に、来年の干支(えと)にちなんだトラの置物など約300点を展示。希望者には一部の作品の販売にも応じている。

 同会は、元号が令和に代わった2019年の8月から同コミュニティセンター内で陶芸講座を受けている受講者で結成。毎週火曜と土曜の午後に、谷さんの下で作陶に励んでいる。

 今回、同会初となる展示会開催のまとめ役を谷さんと共に担った野口澄子作品展長は「思いが込められた作品ばかり。作り手の温かみを感じてもらえれば」。谷さんは「会員は陶芸を始めてからまだ2年ほどで、コロナ禍による中断期間もあったが、いずれもとてもレベルが高い。ぜひ多くの方に見てもらえれば」と話している。

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