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大切な人へ、こころのメッセージ

本紙掲載日:2021-12-08
8面
12日まで開かれている「第15回あなたの大切な人へ伝えたい〜こころのメッセージ展」
同時開催されている第37回延岡地区「人権作品展」

カルチャープラザで100編展示−12日まで

 人権週間(4〜10日)に併せた啓発行事「第15回あなたの大切な人へ伝えたい〜こころのメッセージ展」が7日から、延岡市本小路のカルチャープラザのべおか2階アートギャラリーで始まった。12日まで。入場無料。主催は市人権啓発推進協議会。

 市内から寄せられた3794編の中から、審査で選ばれた100編(小学生52、中学生13、高校生25、一般10)を展示。今回は15回目の節目を記念した「こころのメッセージ賞」として、入院する母や亡くなった祖父に向けたメッセージなど、特に胸を打つ5編が選ばれた。

 市人権推進課総括主任の吉岡明日香さんは「新型コロナウイルスの影響もあり、医療従事者の方に向けたメッセージがあるのが印象的だった。多くの人がメッセージを読んで共感し、温かい気持ちになっていただければ」と来場を呼び掛けている。

◆人権作品展も

 また、延岡地区人権・同和教育推進委員会による第37回延岡地区「人権作品展」も同時開催。市内の園児、小中学生、高校生が制作したポスターや標語、作文など約350点を展示している。

 同推進委員の花岡清蔵さんは「いじめ、戦争、平和などが普遍的なテーマだったが、今回は昨今話題になっている同性愛やコロナ差別をテーマにした作品が目立つ」と話している。

 時間はいずれも午前9時から午後5時。問い合わせは市人権推進課(電話延岡22・7002)。

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