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コロナ対策での医療提供体制維持を

本紙掲載日:2021-12-10
3面

県の医療福祉推進協が決議

 県内の医療・福祉関連団体や患者団体で構成する県地域医療・福祉推進協議会(代表世話人・河野雅行県医師会長)は、有事と平時の医療提供体制維持に向けた財政確保を国などに求める決議を全会一致で採択した。採択日は11月26日付。

 決議では、今後も緊張感ある新型コロナウイルス感染症対策の必要性を指摘。国民の生命と健康を守るため、医療提供体制はコロナ対策の有事の体制とそれ以外の平時の体制の両輪を維持すべきとし、「適切な財源を確保するよう、協議会の総意として強く要望する」としている。

 決議文は国や県、関係機関・団体など180カ所に送付したという。
同協議会は県医師会や歯科医師会、薬剤師会、看護協会、県社会福祉協議会、県農業協同組合中央会、県手をつなぐ育成会、県身体障害者団体連合会、県肢体不自由児者父母の会連合会、県難病団体連絡協議会など43団体で構成している。

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