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スイートピー新品種を発表

本紙掲載日:2021-12-11
7面

県総合農業試験場

◆省力性ムジカシリーズのクリーム、ホワイト

 県総合農業試験場は10日、県のブランド品目に認証されているスイートピーについて、省力性品種である「ムジカシリーズ」(5品種)に、新たに花弁がクリーム色の「ムジカクリーム」と純白の「ムジカホワイト」の2品種を育成したと発表した。

 ムジカシリーズは、同試験場が2007年から育成しており、葉の先端に巻きひげがないことが特長。栽培する際に「巻きひげ取り」の作業がいらず、全体の労働時間の約1割が削減できるという。これまでに「ローズ」「パープル」「クリムゾン」「ラベンダー」「スカーレット」があり、今回で計7品種となった。

 クリームは、淡いクリーム色で優しい印象。染色することもでき、1品種で多様な花色が楽しめて、さまざまなアレンジに利用できる。10年にクリーム色の「ステラ」と巻きひげのない淡いピンクの「エンゼルキッス」を交配し、8年かけて選抜した。

 ホワイトは冠婚葬祭に幅広く使われる花色で、染色もできる。海外需要も高く、輸出向けとしても期待されるという。16年にムジカラベンダーに出現した突然変異株から採種。その後、育成や特性検定などを経て有望と認められ、育成した。

 同試験場によると、県内のスイートピー生産は日南市や川南町、都農町、日向市などで盛んに行われ、19年産実績で栽培面積は約17ヘクタール、生産額は約8億6000万円。国内全体の栽培面積の44%、生産額の48%を占め、日本一の産地となっている。

 出荷は10月ごろから始まり、1、2月ごろに最盛期を迎える。卒業入学シーズンの3、4月が、最も需要が高まるという。

 東洋一郎試験場長は「農家の担い手不足などの課題もある。栽培品種の中にこうした省力的な品種も入れることで規模拡大が進めば、スイートピーの生産維持、発展につながると期待している」と話した。

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