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丸太から効率よく

本紙掲載日:2021-12-14
3面
丸太の切り出しを見学する参加者(延岡市上伊形町)

延岡市内4業者、切り出し見学会

◆地元産木材の利用拡大へ

 延岡市内の4製材業者でつくるグループがこのほど、上伊形町の一山木材で、市内産木材を使った切り出し見学会「延岡産杉丸太を挽(ひ)いてみよう」を行った。業者の代表と市林務課職員が参加して、1本の丸太を木材にする様子を見学した。

 市の進めるみらい林業創出モデルに参加している4業者(ヤマヨシ住宅産業、マルウッド、イエムラ、一山木材)が、市内で生産された木材を生かした「ものづくり」で利用拡大につなげることを目指して開催した。

 製材所では北川産のスギ丸太と北方産のクヌギの丸太を使った製材の様子が公開され、一山木材の橋口博美代表が作業の工程を説明した。1本の丸太から、より多くの材を効率よく切り出すには、職人の腕に掛かっていることや、現在はコンピューターを使っている製材所も少なくないことなどを紹介。同社の職員が直径約40センチの丸太を一本ずつ台に載せて、大型のこぎりで切断した。

 杉では木目の中心を持ち柱などに使われる芯材、かもいや敷居に使われる板目材、床板に使われる正目材などが切り出される様子を確認。杉は加工しやすく建築材として広く使われる一方、クヌギは密度が高く堅いため、切断は杉よりも時間をかけてじっくりと行われた。木くずの量も多かったが、切断面は滑らかで、感触を確かめる人もいた。クヌギは今のところ、シイタケの原木栽培以外はバイオマス燃料にしか用途がないことから、特性を生かした用途を各社で思案しているという。

 切り出した木材は3カ月ほどかけて自然乾燥させた後、人工乾燥機でさらに1〜2週間乾燥させ、製材として使えるようになる。

 イエムラの家村孝一代表は「クヌギは燃やすだけではもったいない。特性を生かした用途がないか考えているところ。延岡産木材を生かしたものづくりを進め、次回はこの木材を活用して形にして、皆さんにご紹介したい」と期待を込めていた。

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