夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス（有料）をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽Ｌ サイズ 1枚 300円
▽ＬＬ サイズ 1枚 500円
▽Ａ４ サイズ 1枚 1,200円
（Ａ４サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加） |
Ｌ サイズ
（8.9×12.7センチ） |
1枚 300円 |
ＬＬ サイズ
（12.7×17.8センチ） |
1枚 500円 |
Ａ４ サイズ
（21×29.8センチ） |
1枚 1,200円
（ラミネート加工は300円追加） |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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災害ボランティアセンター
◆九保大学生が運用訓練
九州保健福祉大学の学生を対象にした災害ボランティアセンターの運用訓練がこのほど、延岡市吉野町のキャンパスであった。社会福祉学部の３年生約３５人が、被災地で活動するボランティアとそれを受け入れるセンター側の双方を疑似体験して、果たすべき役割を確認した。
大規模災害時の防災拠点となる同大学にもボランティア支援の裾野が広まることを期待し、市社会福祉協議会が毎年、全面的に指導。大学側も専門的な学びの一環として、同学部の講義に取り入れて実施している。
訓練は−、台風の豪雨による河川の氾濫で土石や流木などが住宅や田畑、道路にも流れ込み、建物の全壊１５０棟、半壊３００棟をはじめ、多数の床上・床上浸水被害が発生。決壊や土砂崩れで通れない道路が複数あり、１０００世帯３０００人が避難所に身を寄せている――と想定した。
市社協は事務所を置く市社会福祉センターも被災したため、九保大に学内への災害ボランティアセンター設置を依頼。被災した社協職員もいてスタッフが足りず、近隣市町村の社協にも頼れない状況となり、学生らが協力した。
参加学生は計１５回シリーズで防災講義に取り組んでおり、これまでに、実際の災害事例や自分の身を守るための知識を学習。この日に向けても、災害支援とボランティアセンター設置の流れや手順を事前に学んだ。
訓練でボランティアセンター側の学生は「ニーズ」「ボランティア受付」「マッチング」「資材・送迎」の各班で活動を体験。ニーズ班が被災者に調査した困り事と、受付班が窓口となり登録したボランティアを、マッチング班が付き合わせて最適な活動先を割り振り、資材・送迎班が必要な道具類やルートを準備、案内して、必要に応じて移動手段を確保した。
センター内で情報を共有するため班ごとに、定められた様式の受付票や名簿、派遣記録、活動報告書などの文書を管理する必要があり、学生は真剣な表情でてきぱきと処理。このうち、資材・送迎班の窓口では、カードに描かれたスコップやヘルメット、ロープなどの道具類を提供、貸与し、続々訪れるボランティア役の対応に追われていた。
参加した男子学生（２１）は「マッチング班は多くの手続きを１人でやるので大変だった。体験を通し、いろいろなボランティアの形があることも知った。被災者の力になれる知識を身に付けられたのはありがたい」と振り返った。
指導した市社協の福永治子地域福祉課長は「地元に大学があるから、こうして働き掛けることができる。災害ボランティアに登録している学生もいるので、ぜひリーダー養成講座も併せて受講してもらえれば」と期待。
学生は今後も個別避難や災害発生後の支援計画についても学ぶ予定で、同学部の川��順子教授は「将来、福祉の道に進む学生たちに基本的な災害の知識を身に付けてもらい、災害に強いまちづくりに貢献できれば」と話した。