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人権の花運動「命の大切さ学んだ」

本紙掲載日:2021-12-17
2面
人権の花運動の感謝状贈呈式であいさつする岡富中1年の山下さん(左)。右は古川支局長

南方小、岡富中に感謝状

 宮崎県北人権啓発ネットワーク協議会(座長=古川英俊・宮崎地方法務局延岡支局長)は16日、2021年度「人権の花運動」に取り組んだ延岡市の南方小学校(柳瀬智文校長)と岡富中学校(粟田茂樹校長)に感謝状を贈った。

 人権の花運動は、花の世話を通して、命の大切さや思いやりの心を育む取り組み。県北の市町村や延岡人権擁護委員協議会などで構成する同会は、法務省の委託で同運動を2年に1回実施している。

 今年度は、両校にマリーゴールドやサルビアなど約10種を贈った。2校のうち、岡富中では中央ロータリーで贈呈式が行われ、1年生全員が見守る中、佐保里彩さん(13)が古川支局長から感謝状を受け取った。

 代表で山下颯太さん(13)が「運動のおかげで仲間と命の大切さを学ぶことができた」とあいさつ。古川支局長は「人の命と同じように自分の命も大切。どんな悩みでも勇気を出して保護者や先生に相談してほしい」と呼び掛けた。

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