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大正琴でノリノリ、多彩な音楽

本紙掲載日:2021-12-22
7面
振り付きで軽快な演奏を披露する琴洋会の会員ら

琴洋会クリスマスコンサート

 琴城流大正琴振興会延岡支部「琴洋(きんよう)会」のクリスマスコンサートが12日、延岡総合文化センター小ホールであり、会員らが日頃の練習成果を披露した。

 津軽じょんがら節の「ざ・じょんがら」で幕を開け、桑田佳祐が歌う東京オリンピック・パラリンピック2020テーマ曲「SMILE〜晴れ渡る空のように」、北島三郎の代表曲をディスコ調にアレンジした「YO・SA・KU(与作)」、前回来場客からリクエストされたという洋楽の「ダンシング・クイーン」など幅広いジャンルを演奏。大人気アニメ「鬼滅の刃(やいば)」の2曲も披露して盛り上がった。

 プロ演奏家の鈴木康之さんも出演し、卓越した指さばきで独奏を披露。最後は、国民文化祭あきた2014に本県代表として出演した際に大好評だった「学園天国」を、振り付けを交えながらノリノリで演奏して会場を沸かせていた。

 琴洋会の鈴木琴扇洋(きんせんよう)会主=本名・田島洋子さん=は、「私たちは温故知新の精神をモットーに、大正琴の概念をがらりと変えたいと思いながら、未来へ向かって毎年コンサートを続けています。その空気を少しでも感じてもらえたら幸いです」と話していた。

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