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積雪30センチ、初滑り

本紙掲載日:2021-12-24
1面
オープンした五ケ瀬ハイランドスキー場で初滑りを楽しむ人々(24日午前)

五ケ瀬スキー場、24日オープン

 五ケ瀬町鞍岡にある日本最南端のスキー場、五ケ瀬ハイランドスキー場が24日オープンした。県内外から訪れたスキーヤー、スノーボーダーがさっそく初滑りを楽しんだ。

 24日は午前10時からオープニングセレモニーがあり、スキー場を運営する第三セクター「五ケ瀬ハイランド」社長の原田俊平町長、甲斐政国町議会議長らがテープカットをしてオープンを祝った。

 スキー場は11月17日からゲレンデの下地となる雪造りを本格的にスタート。初日のゲレンデは30センチの積雪だった。当分の間は、初・中級者向けのパラダイスコース(延長千メートル、平均斜度13度)の半分に当たる500メートルの滑走ができる。

 今後は雪造りを継続しながら残る500メートルの開放を目指す。さらに天然雪に恵まれれば上級者向けコース(延長650メートル、平均斜度25度)も開放予定。

 今年も新型コロナウイルス感染症予防対策として換気、検温、手指消毒用の消毒液設置などを実施。併せて、期間中にプロスノーボーダーによる教室や大学生をメインターゲットにしたSNSでの情報発信などで集客を図る。

 来年3月6日まで無休で営業。中学生−大学・専門学生を対象にした学割(平日限定)や小学生以下は入場リフト無料の「キッズスペシャルデー」(毎週日曜日)などのキャンペーンも行う。営業時間は午前8時〜午後4時30分。音声によるゲレンデ情報(電話五ケ瀬83・2141)の案内もある。

 問い合わせは、同スキー場(電話五ケ瀬83・2144)。

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