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3月まで再実証運行−南部乗り合いタクシー

本紙掲載日:2022-01-06
1面

本格運行を見据え−延岡市

 延岡市は今月から3月まで、南部乗り合いタクシーの本格運行を見据えた再実証運行を3路線で実施する。昨年3月から5月まで行った実証運行の結果や利用者のニーズなどを踏まえ、乗車目標を達成した路線のルートやダイヤを見直した。

 3路線は「小野・石田線」「赤水・鯛名線」「櫛津・土々呂線」。運行回数は1日1往復(2便)で、各路線1便当たりの乗車目標を「2人」としている。

 小野・石田線は5日から3月30日までの毎週月、水曜日運行。寺畑を起点に、塩浜三丁目などを経由し、一ケ岡小入り口が終点となる。

 赤水・鯛名線は6日から3月31日までの毎週月、木曜日運行。外浦浜(こらはま)を起点に、鯛名漁港や一ケ岡小入り口などを経由し、塩浜三丁目が終点となる。

 櫛津・土々呂線は4日から3月29日までの毎週火、金曜日運行。港ケ丘を起点に、浦上ケ丘区公民館前や一ケ岡小入り口などを経由し、塩浜三丁目が終点となる。

 各路線とも利用料金は100円(中学生以下は無料)。祝日は運休。

 前回の実証運行は「小野・石田線」「伊形線」「鯛名・土々呂線」の3路線で実施。「1便当たりの乗車人数1・3人」の目標に対して小野・石田線は1・9人、鯛名・土々呂線は2・5人で目標に達し、伊形線は1・1人で届かなかった。

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