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市民の命と暮らし守って

本紙掲載日:2022-01-14
2面
読谷山市長から激励を受ける南方第1分団第41部の団員ら(12日夜、延岡市松山町)

市長ら夜警の消防団員を激励

 昨年秋から防火夜警を続けている延岡市消防団各部の団員を激励しようと、市と消防関係者による夜の巡回が12日から始まった。市長や消防本部、消防団の幹部らが各地区消防団を訪問する。

 旧市域の第1〜3支団は58カ部全て、北方、北川、北浦町の第4〜6支団はそれぞれ代表の消防団を巡回。昼夜を問わず地域防災に尽力し夜警に励む団員に対し、市長や副市長が感謝と応援の言葉を伝え、報奨金を贈っている。

 初日の12日には読谷山洋司市長らが3班に分かれて17カ部を訪問。このうち、南方第1分団第41部(松山町)を訪ねた読谷山市長は「団員の皆さまには市民の命と暮らしを守っていただき、心から敬意を表します。まだまだ寒い日が続きますが体に十分気を付け頑張ってください」と激励した。

 各消防団は来月まで毎晩、消防車両で管轄区域を巡回し、地元の人たちに「火の用心」を呼び掛ける。第41部の甲斐憲彦部長は「地域から火災を出さないよう呼び掛けていきたい。団員確保に苦労しており、ぜひ入団していただければ」と話していた。

◆夜警は急きょ中止に

 オミクロン株の急速な感染拡大に伴い県が13日、県内全域に「感染拡大緊急警報」を発令したことを受け、延岡市は14日から市消防団の消防夜警を中止することとした。

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