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県北の3教諭が受賞

本紙掲載日:2022-01-21
6面

文部科学大臣優秀教職員表彰

 今年度の「文部科学大臣優秀教職員表彰」の受賞者が5日に発表され、県北からは県立延岡青朋高校通信制課程の首藤ゆみ教諭(48)、延岡市立恒富小学校の宇戸田貢教諭(42)、高千穂町立上野中学校の池田海嗣教諭(29)が受賞した。

 同表彰は教職員の意欲を高め、資質能力の向上に資することを目的に2006年度から実施。大学、高等専門学校を除く全国の国公私立学校で優れた成果を挙げた教職員が対象で、今年度、全国では812人と58組織、県内では11人が選ばれた。

 表彰式は例年東京であるが、今年は13日、感染症予防のため、代表者のみが出席する対面とオンラインの併用で行われた。

 このうち延岡青朋高校(梅津政俊校長)では、オンライン配信を同課程の職員約20人で視聴し、首藤教諭の受賞を祝った。

◆チャレンジスクール実施で関係づくり−首藤ゆみ教諭(延岡青朋高校通信制課程)

 首藤教諭(高千穂町出身)は、同課程の生徒を対象とする週に1度の社会体験活動「チャレンジスクール」などが評価された。

 高卒の資格が将来の後ろ盾になると信じ指導する一方、単位取得が目的の通信制の場合、「『助けて』と言える関係がつくれていない」と感じた。「誰かとつながり、誰かの役に立つことで、生徒の居場所ができるのでは」と、リポート提出日の午後を活動日に設定。川畑寛記教諭(現・延岡しろやま支援学校教諭)と一緒に活動を始め、ボランティア清掃、花育や食育、延岡しろやま支援学校との交流などを続けている。

 人付き合いが苦手な生徒や不登校経験のある生徒も多い同校。活動は今年で10年目だが、引きこもっていた生徒が外に出て、話さなかった生徒が話すようになるなど、変化を見てきた。

 また、教職員全員が役割を担い、数多くの視線で関わる環境ができており、「全員で取り組んでいるという点を認めていただいたのだと思う。(担当の)室谷知江美先生や宇都宮みゆき先生をはじめ、皆さんのおかげで、皆さんと頂いた賞」と感謝した。

◆道徳科のスーパーティーチャー−宇戸田貢教諭(延岡・恒富小)

 宇戸田教諭は、県内ただ1人の道徳科のスーパーティーチャーとして県内各地で教員の授業力向上に寄与したこと、自主的な勉強サークルを立ち上げ若手育成に貢献したこと、研究論文での成果などが評価された。

 「学力の根底には学級経営の充実が必要だ」と、心の教育に着目し、道徳に力を入れるようになった。正解のない教科だけに、授業の難しさや悩みを抱える教員は多く、相談や助言を続けている。

 延岡市北浦町出身。三股町、高千穂町を経て恒富小に赴任して5年目。「大好きな延岡で教育に携われていることが幸せ。熱心な先生方と切磋琢磨(せっさたくま)し、延岡を愛する子どもたちを育て、盛り上げていきたい」と話した。

◆剣道部を全国大会に導く−池田海嗣教諭(高千穂・上野中)

 池田教諭(門川町出身)は2017年4月から教壇に立って5年目。初任地の高千穂中で4年間、今年度からは上野中で剣道部顧問として指導。高千穂中で県秋季体育大会の女子団体優勝や同個人優勝、上野中で県総合体育大会の女子個人2位で全国大会に出場するなど好成績を出している。

 今回、教職員経験10年未満の人を対象とする「若手教職員奨励賞」を受賞した。

 高千穂高剣道部OBで西臼杵に強い愛着がある池田教諭は「(好成績の理由は)一番は生徒が頑張っているから。西臼杵は地域、他の先生方、保護者が協力的で温かい目で見てくれている。それに恩返しをしていきたい」と話した。

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