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富島高生、宮崎市で日向市をPR

本紙掲載日:2022-01-21
8面
街ゆく人に自分たちで作成したパンフレットを配布する富島高の生徒たち(宮崎市)

資金調達で作成のパンフ配布

 日向市の富島高校(小川晴彦校長)の地域活性化プロジェクトメンバーがこのほど、宮崎市の駅前商店街(あみーろーど)で、PR活動を行った。「日向市を知ってほしい」と、自分たちで資金調達から、取材、作成したパンフレットを買い物客らに手渡した。

 同校は3年生が課題研究として、地域活性化に取り組むため、「地域活性化プロジェクト―未来を創る富高応援隊―」として、インターネットで資金を調達。目標に達したことから、紙のパンフレットとデジタルパンフレットを作成した。

 PR活動では、地元の飲食店や観光地を紹介する見開きのパンフレット約600部を準備。1〜3年生の26人が参加して、街を歩く一人ひとりに「お願いします」と手渡した。

 経営情報科3年生の沼口夢乃さんは資金調達サイトの新着情報掲載と、パンフレットのデザインを担当した。「活動を通じて、飲食店の方々に協力を頂き、先生たちがデザインなどを任せてくれた。みんなで協力し、一人ではできない活動ができた。将来はウェブデザイナーを目指しているので、多くの人に魅力を発信する力を付け、地域の魅力向上などにも関わりたい」と話していた。

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