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コロナワクチン−県実施の3回目が開始

本紙掲載日:2022-01-24
2面
武田/モデルナ社製のワクチンによる3回目の接種を受ける河野知事(22日、県庁)

交互接種の知事・「体調に変化ない」

 県内市町村の3回目の新型コロナワクチン接種をサポートする県主催の大規模集団接種が22日から、宮崎市の県庁で始まった。3月末まで毎週土曜日と日曜日に1日1000人程度(今月は500人程度)の予約を受け付ける。

 対象は県在住で追加接種用の接種券を持つ18歳以上で、ワクチンは武田/モデルナ社製を使用する。22、23日は県庁防災庁舎、29日以降は県庁健康プラザで行う。

 初日、22日の接種は、県立病院の医師や公募した看護師ら医療従事者13人による協力で実施。2回目の接種から6カ月経過した医療従事者や高齢者ら約50人が3回目の接種を受けた。

 県ワクチン接種プロジェクトチームによると、接種券の未到達やモデルナ社製など2回目までと別の社のワクチンを使用する交互接種への不安から、予約には空きがあるという。

 7月までにファイザー社製のワクチンを2回接種していた河野知事は22日、会場でモデルナ社製を接種。健康観察後に会見し、体調に異変はないと説明し、「追加接種の加速が感染拡大を抑えることにつながる。交互接種は抗体量が増えるというデータがあり、適切に伝えていきたい」と語った。

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