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物語を聞いて心温か

本紙掲載日:2022-01-25
7面
語り手3人が役を分けて語った「草之丞の話」

語りへの招待〜スイート・ラバーズ


 のべおか文化事業団主催の「語りへの招待〜スイート・ラバーズ」が23日、延岡総合文化センター小ホールであった。「こんな時期だからこそ」と心を温かくするストーリーが披露され、観客は演者が生み出す語りの世界を楽しんだ。

 元宮崎放送アナウンサーで現在フリーの薗田潤子さんが中心となって2002年に初公演以降、継続的に実施しており、県内では16回目、延岡市では8回目。

 演目は、「不安な時代だからこそ、柔らかな愛を届けたい」と、江國香織さんの短編集「つめたいよるに」から5編を選出。薗田さんのほか、薗田さんと一緒に長年活動を続けている深野弘子さん、宮崎県出身で役者の串間太持さんの3人が語り手として出演し、ジャズ・ピアニストの立石一海さんがオリジナル曲の演奏で支えた。

 このうち、最初の演目「草之丞(くさのじょう)の話」は、初の試みとして、通常の一人語りではなく出演者全員で語った。女手一つで育てられた13歳の風太郎が、それまでいっさい姿を見せてこなかった正真正銘の侍で、幽霊で、父親である草之丞と出会い、「まるで家族のように」一緒に生活する話。風太郎とナレーションを薗田さん、草之丞を串間さん、母親を深野さん−と、役を分けて担当した。

 草之丞に対し、以前にも増して天真らんまんに振る舞う母親の姿、突然現れた父親と幽霊の子である事実に困惑する風太郎が、一緒に時間を過ごすことで少しずつ心を開いていく様子、その姿を見て息子である風太郎に母親を任せることを決める草之丞の姿を、柔らかなピアノの音色が響く中、情感たっぷりに表現。まるで情景が浮かぶような語りに、来場者は静かに聞き入っていた。

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