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実効再生産数、ピーク過ぎる

本紙掲載日:2022-02-05
1面
第6波の特徴と、感染防止対策の徹底を呼びかけた県医師会の会見

減少急−中、下旬にかけて収まるとの見方

◆県医師会の専門医師が記者会見

 第6波の感染拡大が続く中、県医師会(河野雅行会長)は3日、ウイルス学や臨床の専門医師が記者会見を開き、現状を説明した。県医師会理事でウイルス学が専門の峰松俊夫医師はオミクロン株の特性を話し、不織布マスクや3回目の追加接種など予防、対策の重要性を改めて訴えた。

 新型コロナに関する県医師会の会見は第5波の渦中だった昨年8月以来、2回目。

 峰松医師によると、オミクロン株は喉の痛みなど風邪症状が多く、潜伏期が短く、感染力が強い。

 県内の第6波では、感染者1人から何人にうつすかを示す実効再生産数のピークは1月11日の24・29。10日前の状況を表すとされており、年末年始の人の移動がきっかけだった。今月2日には1・08と、感染拡大の基準となる1に近づいており、「拡大は早いが、感染者の減少も急。今月中旬から下旬にかけて収まる」との見方。一方で、「学校で一気に広がると、振り出しに戻る。大人が家庭に持ち込まないよう、感染対策をより十分にしてほしい」と語った。

 コロナ対策においてマスクは「個人戦」、ワクチンは「チーム戦」と表現した。

◆マスク、今は不織布を

 マスクについては「重要な飛沫(ひまつ)感染対策。第3波までは布やウレタンで効果があったが、今は不織布マスクの正しい着用を」と呼び掛けた。

 重症化率の低いオミクロン株だが、60歳以上のワクチン未接種の重症化率は5・05%、致死率は4・04%で、重症化した場合8割は死亡するというデータを示した。

 3回接種、2回に比べ入院を77%抑える

 ワクチンの予防効果は、15週を超えると20%以下になり、3回目の接種で70%以上になった。これはファイザー社製もモデルナ社製も変わらないという。3回目の接種は、2回以内接種と比べ、感染を44・4%、入院を77%抑えるというオミクロン流行後のアメリカの数字を例示した。

 県民の間では、副反応などからモデルナ社製への抵抗感を示す人もいるが、「副反応は効果が出ている証。心筋炎については、モデルナのワクチンを打った場合に一過性で軽症の心筋炎が出るのが2万人に1人。未接種でコロナに感染した場合、50人に1人が心筋炎になる」と説いた。

 また、ワクチンを打つことで、感染時のウイルス排出量が減り、感染源になりにくくなると強調した。

 新たな変異株が発生する経路として、十分な治療を受けていないヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染者の体内が考えられるという説も紹介した。

 宮崎大学医学部内科学講座の宮崎泰可教授は最新の治療法を解説。今後、効果や使い勝手に優る内服薬のパクスロビドが、国内で特例承認される見込みなどを語った。

 宮崎市のクリニックうしたにの牛谷義秀院長は、宮崎市郡医師会の自宅療養者の健康観察の取り組みを紹介。厳密にセキュリティー管理されたアプリやオンラインストレージサービスを活用し、保健所、在宅医、訪問介護ステーション、調剤薬局の連携、情報共有を説明した。

 1月に46人の療養者を担当したという牛谷院長は「第6波は喉の痛みが特徴で、食事が取れないなどで、脱水症状にならないよう注意している。また、電話での健康観察で声がかれているなど、声からも療養者の状態を確認するようにしている」と話していた。

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