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2022年新春インタビュー(17)−末次稔旭化成延岡支社長

本紙掲載日:2022-02-09
1面

創業100年、歴史の重み敬服の思い

◆延岡・日向GHG排出削減へ

−−創業の地延岡で大きな節目、創業100年を迎えます。

当社の出発点(創業)は、1922年にレーヨン製造の目的で滋賀県大津に設立された旭絹織と、同年にここ延岡で建設を開始した日本窒素肥料による日本初のアンモニア合成工場の二つであり、今日まで100年、繊維、ケミカル、住宅・建材、エレクトロニクス、医薬・医療と、時代の要請に応えるべく多くの諸先輩方が営々と築いてこられた努力のたまものであり、その歴史の重みを感じると同時に敬服の思いです。
特に延岡においては、市民の皆さまをはじめ、協力企業や行政等、多くの関係者の皆さまのご理解、ご協力に支えられ、「今日」を迎えることができたものであり、感謝に堪えません。

−−年明けから現在にかけてオミクロン株の急速な感染拡大が見られます。今
年の市場環境への影響をどのように見ていますか。

世界経済は緩やかながら回復基調にあり、2021年度当社業績(売り上げ、営業利益等)は過去最高となる見通しです。
一方で、新型コロナ対応に加え、原油、鉄、ステンレス等の市況高、半導体業界を中心とした長納期化、海上輸送コンテナ不足等々、大きなリスクも抱えており、これらの問題が早期に収束の方向に向かうことを期待しております。

−−延岡・日向地区における昨年までの取り組み、今後の事業展開についてお聞かせください。

一昨年10月に発生した当社半導体工場の火災では市民の皆さまをはじめ多くの関係者の皆さまにご心配とご迷惑をお掛けしました。改めておわび申し上げます。昨年より被災建屋の安全対策工事を進めると同時に、当該事故の推定原因に基づく徹底した再発防止対策に全社挙げて取り組んでいるところでございます。人命の尊重と安全は私たちの事業の根幹をなす価値であり、地域社会や従業員の安全確保にこれまで以上に真摯(しんし)に取り組み、信頼の回復に努めていきます。
当社グループとして2050年のカーボンニュートラル実現に向け、中核生産拠点である延岡・日向地区では生産活動からのGHG(温室効果ガス)排出を削減する取り組みを進めています。第3火力発電所の石炭からLNG(液化天然ガス)への燃料転換、水力発電所群の更新工事に合わせた高効率化等に着手しています。
各製品事業面では、人工皮革「ラムース」やリチウムイオン二次電池用セパレーター「ハイポア」が市場拡大に合わせ新系列増設により生産能力を強化しています。

−−今年は延岡駅前再開発ビルへの入居を控えています。新たな拠点に懸ける期待などを。

駅前再開発ビルには延岡支社の一部社員が移転します。先行してオープンしたエンクロスと併せ、「働く場」「にぎわいの場」として、より一層の地域活性化の拠点となることを期待しています。
また、ケーブルメディアワイワイや旭化成ネットワークス等の関係会社も一部機能が入居予定で、ローカル5Gを体験できるオープンラボとして「CoCo―CAFENOBEOKA」もオープンします。
社内のみならず地域のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進拠点としての役割を担うことも期待しています。

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