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風車に願いを込めて

本紙掲載日:2022-02-17
7面

コノハナロードに2千本設置へ−岡富中生徒会の呼び掛けで製作中

◆市内各校、保護者、地域も協力−花物語は中止になったけど…

 「コロナが収まったとき、もっと住みやすい延岡であってほしい」―。延岡市立岡富中学校(粟田茂樹校長、309人)の生徒会は願いを込め、市内全中学校と協力して、風車(かざぐるま)プロジェクトに取り組んでいる。現在製作中で、約2千本の風車が同市野地町の五ケ瀬川右岸側堤防(コノハナロード)を彩る予定だ。

 コノハナロードでは毎年2月、市民団体が行う観光イベント「延岡花物語」の中心企画「このはなウォーク」に合わせて、市内の中学生が作った風車が飾られてきた。その設置作業を担当してきたのが会場近くにある同校。コロナ禍で同イベントが初めて中止になった昨年も「風車だけでも自分たちで作って飾ろう」と、市内の中学校に呼び掛けて設置した。

 今年も中学生主体で昨年11月ごろから準備を進めた。今回はSDGs(持続可能な開発目標)の11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」を意識し、テーマを「私が描く未来風車におもいを乗せて!」に決めた。「地域活性化につながる取り組みにしたい」「中学生だけでなく、地域の取り組みになる一歩になれば」と、初めて保護者や地域の人にも作ってもらうことにした。

 風車には一つ一つ「こんな延岡になってほしい」という願いを書いてもらう。堤防に設置して撤収した後に、そのメッセージを集めて、市に届けることをゴールとしており、「みんなの思いが形になったら一番うれしい」と金丸月音会長。

 花物語は、今年に入って2年連続中止と決まったが、中学生や保護者、地域の人に直筆で依頼の手紙を書いたり、風車の作り方の動画を作るなど準備を続けてきた。材料は昨年と同じく花物語の実行委員会が提供した。

 設置日は新型コロナウイルスの感染状況をみて決めるため未定。「各地で楽しんでほしい」と、同堤防だけでなく、風車を作った市立中16校、県立しろやま支援学校、私立中2校にも一部設置予定。生徒会執行部の生徒たちは「この活動を通してSDGsについても知ってほしい」「コロナで制限の多い中、元気が出てくれたらうれしい」と期待する。

 現在、各校生徒会による「こんな延岡にしたい」というメッセージをつなげたリレー動画も制作中。全中学校が協力した取り組みだと市民に知ってもらい、さらに中学校同士の協力を高めることが狙い。金丸会長は「これからの延岡の未来について考えるいい機会になれば」、山口凜子副会長は、「いろんな人に未来のまちづくりを考えてほしい」と話している。

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