新型コロナ、県内１５８人

延岡市３６人、日向市４人、高千穂町３人−２０日

　県は２１日、２０日に県内で１５８人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県北在住は延岡市３６人、日向市４人、高千穂町３人の計４３人。県内の累計感染者は１万７００８人になった。

　県北以外は宮崎市５７人、都城市２２人、日南市１０人、小林市６人、都農町５人、高鍋町４人、三股町と川南町が各３人、西都市２人、えびの市と高原町、国富町が各１人。県外在住はいなかった。

　年代別は１０歳未満が４６人、１０代１６人、２０代１２人、３０代１９人、４０代２９人、５０代１０人、６０代１０人、７０代４人、８０代７人、９０代４人、１００歳代１人。１０歳未満が全体の約３割を占めた。

　行政検査件数は８２９件で医療機関の検査で判明が４８人。既発表の感染者と接触歴ありが１２４人、調査中が３４人となった。

　県北在住４３人のうち、医療機関の検査が２２人。

　接触歴ありは延岡市が２４人で▽１０歳未満男性▽１０代の女性２人▽２０代の女性２人▽４０代の男性、女性５人▽５０代の男性、女性２人▽６０代の男性２人▽７０代男性▽８０代の男性、女性３人▽９０代の女性３人。

　日向市は４０代の男性２人、女性の計３人。高千穂町は１０歳未満の男性、女性２人の計３人だった。

　調査中は延岡市１２人で▽１０歳未満男性▽２０代女性▽３０代の女性２人▽４０代の女性２人▽５０代の男性２人、女性▽６０代男性▽８０代女性▽１００歳代女性。日向市は３０代男性１人だった。

　宮崎市は、市立小学校で２件のクラスターを確認。いずれも学級内の感染で、一つの小学校では職員１人と１０歳未満の児童１３人、別の小学校では職員１人と１０代と１０歳未満の児童７人の感染が分かった。

　２０日時点で県内の入院（２７８床）は１００人うち重症者は０人で、病床使用率は３６％。そのうち県北では日向入郷（２９床）で９人、延岡西臼杵（５５床）で１８人が入院。自宅療養は１５７８人、宿泊施設は宮崎市４５人、都城市２７人、延岡市２６人が療養している。入院・療養調整中は２４７人。


◆２１日発表、３人が死亡

　県は２１日、新型コロナに感染し治療中だった６５歳以上の高齢者３人の死亡を確認したと発表した。県内の死者は第６波３８人で累計７９人となった。

　県感染症対策室によると、ワクチン２回接種済みの８０代と、未接種の１００歳代、もう１人は遺族の意向で年代や接種歴は非公表とした。


◆感染者２人が死亡−２２日発表、２３０人未満

　県は２２日午前、新たな新型コロナウイルス感染者は２３０人未満で、感染患者２人の死亡を確認したと発表した。詳細は２２日午後、発表する。先週火曜日の１５日は２０７人で３日ぶりに前の週を上回った。死者は第６波で４０人になり、累計８１人となった。