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「骨折は社会的損失」

本紙掲載日:2022-02-28
6面

延岡工高で出前講座−市と旭化成

◆成長期だからこそ知ってほしい

 市民の骨粗しょう症予防に連携して取り組んでいる旭化成延岡支社と延岡市は22日、県立延岡工業高校(安楽耕三校長)で「骨に関する出前講座」を開いた。生活文化科1年の女子生徒40人が受講し、骨折のもたらす社会的影響などを学んだ。

 同支社地域活性化推進グループの柴田一仁さん(市から出向)は、骨折が原因で介護が必要になった場合にかかる費用(自己負担額)は、5年間で1540万円にも上ると説明。また、足の付け根の骨折は国内で3分間に1件の頻度で発生し、うち36%の人は元通り歩けるまで完治していないなどの試算や調査データを示し、社会的損失が大きいと述べた。

 高校生にこうした話をするのは「骨は成長期につくられるから」として、自分の健康に関心を持ってもらえるようアドバイス。これからピークとなる高齢化社会では「お金も人も足りなくなる」として、SDGs(持続可能な開発目標)を達成するためにも「Z世代(デジタル世代)の新しい発想で解決できることもあるはず」と期待を込めた。

 その後、生徒は用意された測定器で骨密度を測り、日頃の睡眠時間や運動量、摂取不足の食品はないか、骨折の経験や部位などを自己診断。グループごとに診断結果を総括して、食生活や生活習慣の改善点などを発表し合った。

 また、市健康増進課の担当者が女性の骨量について、閉経などによる女性ホルモンの分泌低下で急減することや、ダイエットでも体重減や栄養不足で減少すると説明。妊娠後期から授乳中に起きやすい妊娠後骨粗しょう症も紹介し、適切な睡眠、運動、食事などを指導した。

 受講した石橋ひなたさん(16)は、「骨を丈夫にするにはしっかり日光に当たることも大事だと知ったので、運動や食事と一緒に気を付けていきます。SDGsなど社会の課題は、自分事と重ねて考えることが必要だと実感しました」と話していた。

 出前講座は、これからの地域を担う中高生を主な対象として、旭化成延岡支社が初めて企画。生活文化科は衣食住や保育・福祉について学習しており、同支社は「学びを深めてもらえるよう、今後も同学科を含めて継続的に実施できれば」としている。

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