ひまわりっ～宮崎レジェンド２

本紙掲載日：2022-03-15

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ＵＭＫ－５月中旬から全１０話放送

◆人気漫画原作のドラマ再び

　テレビ宮崎（本社・宮崎市、寺村明之社長）が開局５０周年で２０２０年６月に放送したローカルドラマ「ひまわりっ～宮崎レジェンド」の第２弾が制作されることとなり、主役の平祐奈さんと父親役の高橋克典さん、本県出身の髙石あかりさんが１０日、ＵＭＫ本社とオンラインでつないで記者会見した。

　原作は、宮崎出身の人気漫画家、東村アキコさんが実話を交えながら描いて大ヒットしたギャグマンガ。東村さんの漫画は「美食探偵明智五郎」「偽装不倫」「海月姫」「東京タラレバ娘」「主に泣いています」など数多くの作品がドラマ化されており、本作品第１弾も地方局制作ながら全国的に反響を呼んだ。

　宮崎を舞台に主人公アキコが、突拍子もない言動で周囲を困惑させるマイペースな父親と、井上祐貴さん演じる植物にやたらと詳しい超天然な彼氏候補に振り回されながらも、漫画家を目指す姿を描いた。

　今回はアキコの恋敵役に、宮崎出身で注目を集める新鋭女優の髙石あかりさん、彼氏候補の先輩役に同じく本県出身で活躍中の蕨野友也さんを起用。職場の先輩、同僚役として、大島麻衣さん、佐藤真弓さん、石井正則さん、アキコの母親役に本県出身の浅香唯さんら実力・個性派が脇を固める。

　前回は宮崎市が中心だったが、今回は県内各地で撮影中。平さんは「日向や小林などいろんな所にロケに行かせてもらいましたが、宮崎牛やスイーツなど食べ物もおいしく、オール宮崎ロケでよりのびのびと楽しく撮影させていただいています」と語った。

　高橋さんも「太陽がでかくて高い建物がない。空は広くて川もきれいで、行くとこ行くとこ本当にすばらしく、ハワイ７島が１カ所に集まったようだ」と絶賛。髙石さんは「平さんや高橋さんと、大好きなお芝居を自分の地元でできているのが不思議な感覚で、それを大好きな宮崎の皆さんに届けられるのがすごくうれしい」と喜んだ。

　ドラマ「ひまわりっ～宮崎レジェンド２」は、５月中旬に１話１５分ずつの全１０話で放送予定。支援金１００万円を目標に４月１７日まで、特典付きのクラウドファンディング（資金調達）を実施している。申し込み方法や詳細はＵＭＫホームページで確認できる。