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後輩たち思い雑誌作り

本紙掲載日:2022-03-29
6面
メンバーを代表し、自分たちで作った雑誌を母校に届けた福留さん(左)と齋賀教頭

「選択の幅広がれば」−延岡星雲高卒生

 コロナ禍で進路選択や将来に不安を抱く後輩の役に立ちたいと、延岡星雲高校の卒業生で結成した学生グループ「リアルコネクトプロジェクト」(那須夢香代表、6人)は、同校卒業生を取材しまとめた雑誌を作成した。16日にはメンバーの福留惇志さん(23)が同校を訪れ、齋賀哲也教頭に100部を届けた。

 雑誌には、北海道から沖縄までさまざまな大学、学部に通う大学1年生から社会人まで12人を掲載。進学先を選んだ理由や受験の苦労話、入学前後のギャップ、学生生活の実情やアルバイト、一日のスケジュールなどをそれぞれ見開き1ページに、分かりやすくまとめた。

 メンバーは10期生(2017年3月卒)の那須さん、福留さん、11期生の安部弘祐さん、那須颯希さん、13期生の櫻川奈央さん、14期生の甲斐秀嘉さん。

 きっかけは昨年9月、福留さんと安部さんの電話だった。2人は大学生活を報告しあう中で、高校生の時に大学の情報を知る機会が少なかったことを思い出し、「(コロナ禍で)自分たち以上に大変で不安なはず。後輩が少しでも安心できる何かを作りたい」と思い付いた。

 福留さんが、高校時代に生徒会長だった那須さんに電話で相談すると「やりたい」と賛同してくれた。後日、声を掛け合って集った6人がZoomで顔を合わせ、プロジェクトが始動。定期的にオンライン会議を開きつつ、オンラインのインタビュー、原稿作成、添削を進めた。デザインは那須さんが担当。

 「すごいクオリティー」とメンバーも喜ぶ仕上がりになった。

 後輩を思う気持ちは、他の卒業生からも喜ばれた。活動を知った延岡東・星雲高校同窓会の福良剛会長は「コロナ禍で同窓会として学校の支援ができない中、『ぜひ頑張って』と思った」と後押し。資金調達のクラウドファンディングでは、苦戦しながらも「やれるところまで自分たちの力で」というメンバーの思いを尊重。最終日、不足分を同窓会として支援。目標額を達成させた。

 「活動を受け入れてくださったのがうれしかったし、ここまでしてもらえるとは。援助がなければ活動自体できていない」(福留さん)と感謝。

 一方、齋賀教頭は「活動自体すごいと思ったが、学校に打ち合わせに来てくれるなど、本当にしっかりしていると驚いた」と振り返る。各教室、図書室などに置く予定で「活動についても伝えたい」と話した。

 「自分たちの活動を足掛かりに、後輩たちにも何かするきっかけになればとの思いもあった」という福留さん。「自分自身、入学後にギャップを感じることもあり、『高校の時に知ることができれば良かった』と思っていた。少しでも選択の幅が広がることにつながれば」と望んでいる。

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