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あたたかな地域とのつながり

本紙掲載日:2022-04-01
6面

延岡市立一ケ岡小学校が創立50周年

◆これまでも、これからも

 延岡市立一ケ岡小学校(木村淳子校長)は1日、創立50周年の節目を迎えた。児童の増加に伴い土々呂小学校から分離独立して開校し、これまでに昨年度卒業の40人を含めて5727人の卒業生を送り出した。この春は新たに31人が入学し、「笑顔でチャレンジ」を合言葉に全校児童220人で新たな歴史をスタートさせる。

 延岡市の南に位置する一ケ岡地区は、1967年に一ケ岡新住宅市街地開発事業として団地造成が開始された。その後、計2646戸の分譲住宅や市営、県営住宅などが次々と立ち並び、マンモス団地となる。

 延岡市史によると市の人口は、開校前の62年から開校時の72年までの10年間に9000人以上増加。郊外に移り住むドーナツ化現象もあり、土々呂小の児童数が急増した。そこで土々呂小から分離独立して72年、一ケ岡小が開校した。

 児童817人21学級でスタート。約3万平方メートルの敷地内に15教室ある3階建ての鉄筋コンクリートの校舎に加え、収容教室不足のためプレハブの仮校舎も設けられた。

 児童数は年々増え、78年には市内一の1567人となり、プレハブ教室を9教室に増加した。また、一ケ岡団地の住宅増と第2次ベビーブームにより、さらに増加し、80年には1700人超えとなり、県内一の超マンモス校となった。

 ついには「教育上の諸問題が生じた」と検討委員会が発足。87年には同校から分離独立して伊形小学校が開校した。


◆変わることない情熱と努力・木村淳子校長

 本校は1972年に土々呂小学校より分離し、児童数817人21学級にて発足しています。80年には児童数が1730人42学級となり、87年に伊形小学校が分離独立するまではプレハブ教室を増築して対応するなど、市内でも屈指の大規模校でした。

 87年をピークに、その後の児童数は移り変わり、昨年度は229人12学級となりました。この50年の児童数の推移は、学校の歴史そのものであり、時代の流れとともに大きく変化したことが分かります。

 一方で、創立以来変わらないものもあると感じています。その折々に在職された先生方、そして保護者、地域の皆さまが本校に寄せた情熱と努力が、現在の子どもたちの姿と学校の姿に豊かな実績として累積され、継承されていると思います。

 これまでつないできたものが、そして今まさにつないでいるものが、一ケ岡小学校の風土となり、伝統になっていくことを確信しています。

 創立50周年を迎えた今年。新型コロナウイルス感染症への対応も3年が経過し、新しい学校の生活様式も子どもたちにとって当たり前の生活になりました。いろいろな制限があるからこそ、人と人とのつながりの大切さについて改めて考える機会が増えていると感じています。

 一ケ岡小学校では、一人一人の子どもたちを愛情もって鍛え、よさや可能性を信じて引き出し、確実に伸ばす教育を目指しながら、「笑顔でチャレンジ」をキーワードに教育活動を行っています。

 今後も、ふるさと延岡を背負っていく子どもたちを地域の人々とのつながりの中で育てていきたいと考えています。


◆懸け橋となり発展に貢献・松田昇三PTA会長

 創立50周年という節目に、PTA会長として立ち会えたことを非常にうれしく思います。この50年という歴史を積み上げることができたのは、一ケ岡小を巣立っていかれたこれまでの卒業生やPTA活動に携わっていただいた保護者の方々、地域住民の方々のご理解、ご協力があってのものと、深く感謝と尊敬の意を表します。

 本来であれば、関係者の皆さんを集めて盛大な式典を開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で自粛という形になってしまったことは非常に残念に思います。

 以前はたくさんの児童が在学していた一ケ岡小も、年々少子化の影響を受け、1学年1クラスという状況が目立つようになってきました。また、近年はコロナの影響で行事短縮や中止となることも多々あり、児童の学校生活も変化を余儀なくされています。

 そんな中でも、一ケ岡小の児童は1年生から6年生までが学年の枠を超えて一致団結し、先生や地域住民の方々の協力を得ながら、元気いっぱいに成長し続けています。

 今後も在校生とこの先入学してくる子どもたちが安全で健康な学校生活が送れるように、引き続き学校・家庭・地域の皆さんと手を取り合い、協力していくこと、その懸け橋となるのが私たちPTA役員の務めとして、今後の一ケ岡小の発展・繁栄に少しでも貢献していけたらと考えています。

 これから先、60、70周年と歴史を刻んでいけるよう、今までと変わらぬご理解とご協力、ご指導、ご鞭撻(べんたつ)のほど、よろしくお願い申し上げます。

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