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九保大・初めての春開催−オープンキャンパス

本紙掲載日:2022-04-02
8面
はり治療に使うはりを用いた体験
透析の仕組みを牛乳を使って観察する参加者
学生からテーピングをしてもらう参加者

中高生、大学での学び体験−延岡

 延岡市吉野町の九州保健福祉大学(兒玉修学長)は3月26日、春の開催としては初となるオープンキャンパスを実施した。県内外から進学を考える高校生のほか、中学生の姿も見られた。

 同大は高校の夏休みに合わせ、毎年7、8月にオープンキャンパスを開いてきたが、この時期は初めて。早い時期から進路に興味を持ってもらうことや、新型コロナウイルスの影響で少なくなっているオープンキャンパスの機会を増やしたいと計画。中高生とその保護者を中心に約120人が参加した。

 参加者は、学内に設けられた、学部・学科についての紹介・体験コーナーや、入試や学生生活について相談するコーナーを自由に回り、在学生や教職員の説明を聞いたり、大学で学ぶことの一部を体験したりして学生生活に触れた。

 このうち、社会福祉学部スポーツ健康福祉学科では、テーピングや体組成測定の体験、はりやおきゅうの体験などを行った。参加者は学生や教職員の話を熱心に聞きながら、授業で実際に使う器具を操作。見本のようにうまくできず苦戦しつつも、貴重な体験を楽しんでいた。取得できる資格や仕事に就いた際の役割、卒業後の就職先などについて熱心に質問する姿も見られた。

 同大は6〜8月にもオープンキャンパスを開催予定で、「個別の相談や学内見学にも応じています。いつでも相談してください」と話している。

問い合わせは入試広報室(電話0120・24・2447)。

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