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デジタル化で持続的発展を

本紙掲載日:2022-04-21
3面
締結式に出席した(右から)小野顧問、読谷山市長、本部議長(19日、延岡市役所)

ネット金融大手と協定−延岡市

 延岡市は19日、インターネット金融大手のSBIホールディングス(北尾吉孝社長)と連携協定を結んだ。双方が持つ資源や特長を生かして同市における事業所等のデジタル化を推進し、地域の課題解決や持続的発展の促進を図る。

 締結式は市役所議会大会議室で行われ、読谷山洋司市長とSBIホールディングスの小野尚顧問、延岡市議会の本部仁俊議長らが出席。小野顧問と本部議長立ち会いの下、欠席した北尾社長が署名済みの協定書に読谷山市長が署名した。

 読谷山市長は「陸の孤島といわれる延岡だからこそデジタル化は重要であり、協定締結は意義深い」。小野顧問は「延岡市と密接に連携し、一層の活性化を支援していければ」と話した。

 同協定において両者は、市内事業所等におけるICT・デジタル技術の活用促進に資する取り組み、デジタル人材の育成支援、市内外への情報発信などに関して連携。SBIホールディングスは協力企業と共に、市役所職員や市内事業者、市民向けにITリテラシー向上等を目的としたセミナーを順次開催していくという。

 協定の有効期間は同日から来年3月31日までで、いずれからも申し出がない場合は1年ずつ更新される。最長で3年間。

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