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公民館活動に役立てて

本紙掲載日:2022-04-25
2面
各公民館の代表者に資機材の目録を渡す旭陽電業の田島社長

延岡市4企業が資機材贈呈

◆テレビ、空気清浄機など

 公民館活動に役立ててもらおうと、延岡市の4企業が12日、市内10公民館にテレビや刈り払い機、空気清浄機などの資機材を贈った。

 資機材の贈呈は、公民館助成事業として旭陽電業(出北、田島幹洋社長)が2016年にスタート。18年からは有志企業として延岡経営経理センター(古城、新田哲史社長)、南九州ビーエムシー(安賀多、山内隆典社長)、不二建設(平原、佐藤雄二社長)も賛同している。贈呈先は今回を含め市内56公民館となった。

 贈呈式は市社会教育センターであり、田島社長や各公民館の代表のほか、市公民館連絡協議会の佐藤進一会長ら約20人が出席。田島社長が、公民館の代表者一人一人に、要望に沿った資機材の目録を手渡した。

 佐藤会長は、新型コロナウイルスの感染拡大などを踏まえ「体調に十分気を付けながら、今後も活動を続けていきましょう」とあいさつ。代表で伊形公民館の岩切寿美子館長が「毎年、収益の一部を私たちのために使っていただき、ありがとうございます。大切に使わせていただきます」と謝辞を述べた。

 田島社長は「公民館は災害時の避難場所としても、地域コミュニティーの場としても、深い意味合いがある。お世話になっている地元に何か恩返しはできないかと始めた活動なので、今後も継続していきたい」と話した。

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