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二人三脚、苦楽を共に

本紙掲載日:2022-04-25
8面

結婚50年、節目を祝福−金婚者を寿ぐ会

 延岡市の第51回金婚者を寿(ことほ)ぐ会が22日、同市川原崎町のガーデンベルズ延岡で開かれた。出席した結婚50年の夫婦が、苦楽を共にしたパートナーに感謝し節目を祝い合った。主催は市公民館連絡協議会(佐藤進一会長)。

 対象となった夫婦は1972(昭和47)年に結婚した市内10地区の276組で、このうち102組が出席した。

 佐藤会長は「健康長寿で70周年のプラチナ婚を目指してほしい」とあいさつ。市議会の本部仁俊議長と市区長連絡協議会の吉田敏春会長も、祝福の言葉を贈った。

 読谷山洋司市長は、岡富地区の西村洋文さん・みよ子さん夫妻に頌詞(しょうし)と花束を贈り、「二人三脚できょうまで歩まれてきたことに対し、心から敬意を表したい」と祝福した。

 代表して恒富地区の大神英次郎さん・美子さん夫妻が登壇。英次郎さんは「両親に続き、私たち夫婦も出席できてとても光栄。会を開いていただき感謝している」と謝辞を述べた。

 この後、花柳流慶扇會の花柳美知駒さんが祝舞を、ハウオリ四倉明美フラスタジオの生徒らがフラダンスを披露。コロナ禍で会食を控える代わりに、弁当が配布された。

 1972(昭和47)年は札幌オリンピックが開催されたり、アメリカから沖縄が返還されたりした年。市内では一ケ岡小学校が開校し、愛宕町に県総合庁舎が新設された。

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