新型コロナ−４８４人、２３日３９２人

県北１１５人と６８人−２２日

　県内では２２日に４８２人、２３日に３９２人が新型コロナウイルスに感染が確認されたと、県が２３、２４日に発表した。いずれも前週の同じ曜日から１５０人以上の減少。県北は２２日が１１５人、２３日が６８人。２３日時点の県内の直近１週間の人口１０万人当たりの新規感染者数は２９７人で３００人を下回ったのは６日以来となった。病床使用率は２２・９％。累計感染者は３万７８００人になった。

　２２日は県北が延岡市６３人、日向市３３人、高千穂町１１人、門川町７人、椎葉村１人。

　県北以外は宮崎市１９５人、都城市６５人、三股町２３人、小林市１８人、串間市１７人、日南市１０人、国富町と川南町が各７人、都農町６人、西都市と高鍋町が各４人、えびの市と新富町が各３人、高原町と綾町が各１人。

　県外は鹿児島県２人、大分県１人。

　年代別は１０歳未満６５人、１０代１１７人、２０代６３人、３０代６５人、４０代８０人、５０代３５人、６０代２２人、７０代１９人、８０代１０人、９０代５人、１００歳以上１人。

　行政検査件数は７２４件で、医療機関の検査で判明が３６７人。既発表の感染者との接触歴ありは１７５人、感染経路調査中が３０４人、県外在住は３人だった。

　延岡市は６３人のうち４０人が調査中で、年代別が１０歳未満４人、１０代２１人、２０代８人、３０代７人、４０代７人、５０代５人、６０代５人、７０代４人、８０代２人。

　日向市は３３人中２０人が調査中。年代は１０歳未満６人、１０代１２人、２０代５人、３０代１人、４０代５人、５０代２人、６０代と７０代が１人ずつ。

　高千穂町は１１人中５人が調査中で、１０歳未満２人、１０代２人、３０代１人、４０代２人、５０代２人、６０代と８０代が１人ずつ。門川町は７人中４人が調査中で１０歳未満、１０代、３０代が２人ずつ、５０代が１人。椎葉村は５０代１人で調査中となっている。

　２３日は県北が延岡市４５人、日向市１１人、門川町８人、高千穂町と五ケ瀬町、美郷町、椎葉村が各１人。

　県北以外は宮崎市１５７人、都城市４４人、日南市２３人、小林市１６人、西都市１５人、串間市１３人、三股町と高鍋町が各１２人、川南町９人、国富町７人、都農町５人、えびの市と綾町が各３人、新富町１人。

　県外は愛知県２人、鹿児島と沖縄県が各１人。

　年代別は１０歳未満６６人、１０代９１人、２０代５８人、３０代４６人、４０代５２人、５０代２９人、６０代２８人、７０代１１人、８０代７人、９０代４人。

　行政検査件数は５５６件で、医療機関の検査で判明が３１７人。既発表の感染者との接触歴ありが１２９人、感染経路調査中が２５９人、県外在住は４人だった。

　県北在住６８人のうち、既発表の感染者との接触歴が分かっているのは高千穂町の４０代１人。ほか６７人は調査中となっている。

　延岡市の年代別が１０歳未満７人、１０代９人、２０代５人、３０代３人、４０代７人、５０代１人、６０代６人、７０代２人、８０代４人、９０代１人。

　日向市は１０歳未満２人、１０代５人、２０代１人、３０代１人、５０代２人。

　門川町は１０代２人、２０代２人、３０代１人、４０代３人。椎葉村は１０代、美郷町は１０代、五ケ瀬町は１０歳未満の１人ずつだった。

　２３日時点の県内の入院（３０６床）は７０人。そのうち県北は日向入郷（３０床）で４人、延岡西臼杵（７１床）で２０人が入院。自宅療養は３２７４人、宿泊施設は宮崎市７６人、延岡市２６人、都城市２２人が療養している。入院・療養調整中は５８１人。


◆２３、２４日の死者は２人

　県は２３日と２４日、新型コロナウイルスに感染した基礎疾患がある高齢者の死亡を１人ずつ確認したと発表した。県内の死者は累計１２６人で、第６波以降は８５人になった。

　県感染症対策課によると、いずれも基礎疾患がある８０代で治療中だった。ワクチンの接種歴は１人が３回、１人が２回だったという。


◆門川町の１人が欠番

　県は２３日、２２日発表の門川町の感染者１人は、医療機関から発生届が取り下げられたとして、欠番にしたと発表した。


◆県内クラスター６件、県北なし

　県と宮崎市は２３日に４件、２４日に２件のクラスターを新たに確認したと発表した。県北関連はなかった。

　２３日は宮崎市の高齢者福祉施設８人、事業所７人、串間市の知人間８人、都城市の事業所１２人。

　２４日は宮崎市の市立小学校６人、えびの市の事業所６人の集団感染が分かった。


◆２５日発表、２４０人以上

　県は２５日午前、県内の新たな新型コロナウイルス感染者は２４０人以上の見込みと発表した。詳細は２５日午後、発表する。前週月曜日の１８日は２９５人。前週の同じ曜日を下回るのは８日連続となる。