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サツマイモ基腐病−持ち込まない、残さない、増やさない

本紙掲載日:2022-05-10
3面
改定したサツマイモ基腐病対策マニュアル

県が対策マニュアル改定−研究成果を反映

 県は、国内で広く発生が確認されているサツマイモ基腐病の防除への理解を深めてもらうため、県版の農業者向け対策マニュアルを改定した。国の農研機構や他県の農業試験場との共同研究による知見、生産現場での実証試験などの結果を活用し、2020年度版をさらに充実させた。

 県農産園芸課によると、サツマイモ基腐病は、カビの一種の糸状菌が原因で、主にかんしょ(ヒルガオ科のみ)に感染する病害。感染したかんしょは地際部の茎が黒く変色、病気が進行すると葉や茎が枯死し、その後、芋の部分も腐敗していくとされる。

 他の病害に比べて感染力が強く、短期間で被害が拡大。多発した栽培ほ場では大幅な減収が見られるなど重大な被害をもたらすため、被害の防止・軽減が大きな課題となっている。本県では2018年度の発生確認後、被害が続いている。

 マニュアルでは、同病菌の苗床やほ場を通じた栽培過程の伝染の流れやリスク、現地で見られる症状などを20年度版に比べ、写真やグラフなども添えて詳細に記載。前作で発生した場合にまず考える対策に、作型の早進化と品目の変更を追加した。

 防除対策は、健全な種芋と苗の確保・消毒、他のほ場からの持ち込み防止など「持ち込まない対策」、発病株の除去や薬剤散布の時期、ほ場の排水性向上、早期の収穫とすき込みによる菌密度低減など「増やさない対策」、育苗や本ぽの残さ分解と持ち出し、消毒、ほ場周りの環境整備など「残さない対策」の確実な実施を示唆。

 このほか、病気の発生または発生が疑われる場合に取るべき参考の目安として、地域(産地)全体で考えた場合の発生状況別の対応や具体的対策(基本対策、追加対策)などを整理した表を新たに追加した。

 同課は「新しい知見を盛り込んで改定したマニュアルを一読し、基本の3対策にしっかり取り組んでほしい。疑わしい株がある場合などは、最寄りの農業改良普及センターに相談してほしい」と話している。

 マニュアルは西臼杵支庁、各農林振興局、各農業改良普及センター、市町村、JAなどを通じてかんしょ栽培農家に配布するとともに、県庁ホームページや農政水産部の「宮崎県農業・水産業ナビ〜ひなたMAFiN〜」にも掲載する。

 相談・問い合わせは、東臼杵北部農業改良普及センター(電話延岡32・3216)、東臼杵南部農業改良普及センター(電話日向68・3100)、西臼杵農業改良普及センター(電話高千穂72・2158)。

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