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スマホ・ネット利用−家庭内でルールつくって

本紙掲載日:2022-05-18
8面

東郷学園・生徒指導アドバイザーが講演

 日向市立東郷学園(馬場康年校長、119人)は14日、保護者や教職員を対象にしたメディア安全・安心利用教室を開いた。講師に市教育委員会の生徒指導アドバイザー黒木広充さんが招かれ、児童生徒のスマートフォン、ネット利用の現状と課題、健康に及ぼす影響などを講演。参加した保護者ら約50人が、正しい利用法や対応策、家庭のルールづくりなどについて学んだ。

 はじめに黒木さんは、同校で2021年度に実施した携帯・スマートフォンに関するアンケート調査の結果に触れ、使用ルールを決めている小学生は約68%、中学生は約50%。平日の使用時間は小学生の約26%が1日2時間以上、中学生の約15%が同3時間以上だったと紹介した。

 このうち、毎日3時間以上使用する中学1年生男子の回答を示し、使用時間のうち「必要だから」「遊び・楽しみ」に費やす時間よりも、「何となく」で使用している時間が圧倒的に長かったと説明した。

 ネット、ゲームの世界は、子どもたちが求めていることを楽しく限りなく提供してくれる場になっているとし、「家庭や学校、地域が子どもが求めている場を提供しなければ、子どもたちはますますネットやゲームの世界に浸ってしまう」と指摘。子どもたちの心身に与える影響にも触れ、視力、体力の低下のほか、脳へのダメージ、多動性や突然キレるなどの自律神経の発達不全につながると警鐘を鳴らした。

 また、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やゲームなどに潜む情報発信、利用規約のリスク、ネット依存症などを解説し、学力にも大きく影響することを強調。「ネットやゲームを毎日90分以上使うと、深刻な影響が出るというデータもある。せっかく勉強しても成果が上がらなくなる。1週間、我慢できないのは依存症の入り口にいる」と注意を促し、「最初は、年齢に合わせた段階的な大人の規制が必要。子ども自身に約束をつくらせ、守らせることが大事」と家庭内の使用ルールづくりの重要性を訴えた。

 最後に、「大抵の子どもは約束を破ると思う。そこで大切なのは『なぜ守れなかったのか』『どうすれば守るのか』などを何度でも家族で考え、子どもたちに自分のための約束なんだと理解させること。もう一度、家庭内でスマホ、ネットの必要性、使う理由など見直してほしい」と呼び掛けた。

 小学3年、中学1年の子どもを持つ母親は「耳が痛い話ばかりだった。夢や目標が決まると、スマホとの適切な距離が保てると感じた。子どもたちの意見を聞いた上で、使用のルールづくりをしたい」と話した。

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