【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 300円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 500円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 

アサザはどこへ?

本紙掲載日:2022-05-24
1面
昨年までは岸辺にびっしりとアサザが繁茂していた
希少植物のアサザがなくなっていた延岡市の金堂ケ池。水面に丸い葉はほとんど見られない

金堂ケ池で繁殖の希少植物−延岡

◆専門家「なぜ、原因知りたい」

 延岡市西階町の金堂ケ池で繁殖していた希少植物の「アサザ」が池からほぼなくなっていたことが、24日までに分かった。原因は分かっておらず、植物愛好家は「まさか。なぜなくなったのか」と信じられない様子。今後の再生、繁殖が心配される。

 ミツガシワ科のアサザは、池や沼に生える多年草の水草。直径5〜10センチの丸い葉が水面に浮かび、夏に同3〜4センチの黄色い花をつける。種子は水面に浮き、浅い岸辺で発芽する。晴れた日の朝に咲くことが名前の由来とされている。

 県のレッドデータブックなどによると、県央部の自生地がなくなり、2000年に「絶滅」と判断された。その後、延岡市内の自生地で採取された株が栽培され、延岡植物園などで生育していたことが判明。野生は絶滅したが、飼育・栽培下で県産のものが存続している「野生絶滅」に〃復活〃した。

 同植物園で栽培していたうちの数株を金堂ケ池に移植後、県北植物愛好会が保護活動を行い、岸辺近くに密生するほど増えた。池周回コースのスタート地点付近に設置されているコース図の看板には、アサザが写真入りで紹介されている。花を咲かせる5〜6月には、ウオーキングなどで訪れる人の目を楽しませていた。

 しかし、今年も見頃を迎えるはずだったアサザは、ほとんどがなくなっていた。水面に葉が数枚点在している状況で、中にはわずかに茎が見えるものもあるが、根とつながっているのかは分かっていない。

 同愛好会の成迫平五郎会長は「びっくりした。原因は分からないが、残念。なぜなくなってしまったのか原因を知りたい」と語った。

 市都市計画課の担当職員は「自然の池のため、今後のことは見守るしかない」と話している。

その他の記事/過去の記事
page-top