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河野博史さん(延岡市北浦町)のヘラクレス

本紙掲載日:2022-05-27
7面

世界記録更新182・8ミリ

 ヘラクレスオオカブトのブリーダー「HirokA(ヒロカ)」として活動する延岡市北浦町古江のブドウ農家、河野博史さん(53)が育てた1匹がこのほど、国内外の愛好家がカブトムシの大きさを競う「BE・KUWAカブト飼育レコード」でグランプリに輝いた。出品したのは品種別のヘラクレス・ヘラクレス部門で、「182・8ミリ」の世界記録を樹立した。

 河野さんが同部門のグランプリを獲得するのは2015年、17年大会に続き3度目。優勝個体3体が並ぶ標本箱を前に「素直にうれしい」と喜び、「ヘラクレスはカブトムシの最大種なので、ここに並んでいるのは、各時代のチャンピオンと言っても過言じゃない」と誇らしげに語った。

 ヘラクレスオオカブトとの出会いは06年。ディスカウントストアに当時1980円で売られていた幼虫が目に留まり、副業として、軽い気持ちで飼育を始めたという。

 元々そこまで昆虫に興味は無かったが、育てていくうちに愛着が湧き、当時の愛車を売って設備を整え、ヘラクレスでの収入が増えるごとに拡張。現在は1000〜1500匹のヘラクレスを1人で育てている。

 幼虫の栄養剤となる土(昆虫マット)は、キノコ類の廃菌床を崩したおがくずと特製の栄養剤を混ぜて、攪拌(かくはん)機で発酵。成長度合いごとに部屋も分け、気温は原産地仏クアドループ諸島の平均気温25度を基準に年中エアコンで調整している。

 「ぐんぐんと大きく成長していくのを見るのが気持ちいい。大きいものの子どもが必ず大きくなるとは限らなくて、最初小さかったのが、急に大きくなったりもする」と河野さん。「結局どの個体が大きくなるかは、長年飼育していても分からないが、そこが魅力であり楽しいところでもある」と頬を緩ませた。

 今回記録を更新した個体は、角の先端が少し曲がっており、「真っすぐであれば、もう3ミリくらいのサイズアップは見込めた」と、悔しさもにじませる。次の目標は4度目の記録更新。

 また「ヘラクレスオオカブト」と「延岡」の宣伝も精力的に行っていきたいとし、「いずれは『ヘラクレスオオカブトといえば延岡』というイメージにつなげていきたい」と力を込めた。

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